埼玉県羽生市で屋根葺き替え、雨樋・波板・ドア交換、軒天井張り替え、土間打設、鉄骨塗装工事 -群馬の雨漏り修理、屋根工事、屋根修理、屋根カバー工法、葺き替え、棟板金など外装リフォーム専門 藤岡市、高崎、前橋、他群馬全域、埼玉県北対応

  • パソコンが利用できない状況だった為(当時)、スマートフォンにより雨漏り修理業者を可能な限り検索し、良好と思われる業者を選別した結果、貴社に見積りの依頼をする事にした。

    施工前 イメージ
  • ①.見積り金額②.見積り金額算定に必要な調査の詳細度③.見積り金額提示の合理性。以上3点を考慮し、最も同業他社よりも優れていたのが決め手となった。

    施工後 イメージ
使用材料 横暖ルーフs(グリーン)・アイアン丸(半丸)
工事内容 屋根葺き替え、雨樋・波板・ドア交換、軒天井張り替え、土間打設、鉄柱塗装
工事費用 ¥1,020,000 (税込み足場代込み)
工事日数 15日

工事のきっかけ

屋根から雨漏りしてるというお問い合わせで、お客さんの悩みに答えるべく真剣に現場調査し、お見積りを出し、対応したら10社近い相見積もりの中から任せていただく事になりました。


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埼玉県羽生市で「屋根の葺き替え」、「雨樋・波板・ドアの交換」、「軒天井の一部張り替え」、「一部土間の打設」、「一部鉄骨柱の塗装」工事をしました。築25年2階建てのお家で、きっかけは雨漏り修理の依頼からでした。

和形

瓦

屋根には和形が葺かれており、棟や棟側の平には漆喰が表面に塗られていて、以前に何か手を加えたであろう、二枚だけ割と新しい瓦もありました。割れている瓦が二枚あり、雨漏りの原因はここからだと思います。ケラバ側の瓦も少しズレていましたが、おそらく割れている瓦が原因でしょう。違う業者さんにも見に来てもらったそうなんですが、どの業者さんも誰一人屋根にすら上らなかったそうです。雨漏りしてるのに屋根に上らないで何が分かるのか逆に不思議ですし、お客さんもその時点で、そういう業者さんに頼むのはやめたそうです。雨漏りしていないにしても点検時にはしっかり屋根に上って見てくれる業者をオススメします。

軒天井

ドア

波板、鉄骨

土間

屋根の裏側の軒天上もこんなに剥がれ落ちていました。屋根はどうせなら瓦ではなく軽くしたいとのご要望をもらいました。その際2階部分の雨樋だけ交換して欲しいとの事なので雨樋もm数を測っておき軒天上も張り替えるしかないので何枚必要か数えておきます。丁寧に調査していると、あれもついでに出して欲しい、どうせならこれも見積りして欲しいなど、色々と追加で声を掛けてもらい、最初は屋根だけだったのに波板交換、2階部分の雨樋交換、軒天井の張り替え、歪んで閉まらない扉の交換、最後には、ちょっとした土間の打設と、一部鉄骨の塗装までお見積りする事になりました。雨漏りがきっかけで問い合わせをもらい、直す為にはしっかりしたお見積りを出したいので真剣に計測・調査した結果、屋根だけでなくこんなにも沢山の工事をいただけました。お客様の立場になり考え、頑張った様子が響いてくれたのかもしれませんね。

着工日

足場組み立て

それでは着工日です。まずは足場の組立から始まります。工事の内容によって足場の組み方が変わるので、作業前の入念な打ち合わせが大事になってきます。職人さんも施工内容が分かっていても、どういう風に組んだら良いか分からないと意味がありませんが、本日のお2人はどちらもベテランの足場職人です。1人が上でドンドン組み立てていき、もう1人が下で次に必要な部材を段取りしておいて、タイミング良く渡していきます。かなりの連携作業なので、半日もかからず終わりました。

波板

一階の波板が張ってあるテラス部分が足場を組むのに少し場所が悪いので、波板を突き破って縦軸を立てました。どちらにせよ波板は交換するので問題ないですが、この部分だけ足場をバラシてからの交換になってしまいます。その分、工期が一日延びてしまいますが、お客さんにも了承をいただきこのような形で組む事になりました。

天気が危うかったので、一日空けての屋根工事着工です。雨漏りが原因で葺き替えるのに、雨の日にはとてもじゃないが屋根工事はできませんし、雨の中施工してたらお客さんも不安に思います。

既存瓦撤去中

既存瓦撤去中

まずは、既存の和形瓦の撤去です。大棟を解体し、上からからドンドン瓦を剥がしていきます。高所作業で足元が悪いので、ヘルメットをしっかり被り怪我や事故には十分注意して安全第一で行います。

瓦桟撤去中

瓦の下には桟木が打ってありますのでハンマー等で瓦桟も取り外し、漆喰や土、産廃のガラなどは土のう袋に詰めていきます。廃材を降ろしつつ、ホウキやブロワを使って屋根を上を一旦綺麗にします。

既存野地板

更にその下の下葺き材まで剥がすと、このように既存の野地板が剥き出しの状態になります。今とは違う昔の野地板ですね。雨漏りしていた屋根なので、かなり劣化し隙間だらけでした。下地が生きていれば、その上にルーフィングを敷き始めるんですが、年数も年数ですし、この状態で下葺きをしていったら、とても良い工事とは言えませんし、このままでは不安が残ります。せっかく葺き替えるので新しい野地板を張っていきます。

鉄砲打ち

使用するサイズは1820×910で12㎜厚の野地板です。コンプレッサーを用意し、垂木に対して鉄砲で留めていきます。

野地板張り完了

綺麗に隙間なく野地張りを終えると、このような形になります。

下葺き

次に、野地板の上に下葺き作業を行います。下葺きとはルーフィング張りの事で、ルーフィングとは屋根材の下に敷く防水シートの事を言います。今回使用しているのは改質アスファルトルーフィングというもので、改質アスファルトはゴムアスファルトと呼ぶ事が多く、略してゴムアスと呼んだりします。ゴムアスはタッカーというホチキスみたいなもので留めていくんですが、止水性が高く破れにくいため、リフォームに限らず新築でも、この耐久性の高いゴムアスを用いる事が多いです。そして、どんな屋根材でもルーフィング無しで施工する事は出来ないので、雨漏りから家を守っているのはルーフィングと言っても過言ではないのです。

ケラバ加工

重箱

ケラバ

そんな大事な下葺きが終わったら板金役物の取り付けにかかります。水下側のケラバ板金は加工し重箱を作ります。ケラバからの雨水を効率良く雨樋の中に流す為の物が重箱です。一見、ただ真四角に折り曲げたように見えるかもしれないですが、重箱を作るのはとても難しいんです。ぱっと見、簡単そうに見えるものほど難しかったりしますよね。

唐草

ケラバ廻りの役物が取り付けられたら次に唐草です。唐草とは雨樋が付く軒先側の事で、反対にケラバとは雨樋が付かない所の事を言います。役物板金の施工が終わったら本体葺きに移りますが、この時、同時進行で雨樋の交換もしていきます。

雨樋はアイアン丸105(半丸)のしんちゃという色に取り替えます。アイアン丸105とはPanasonicさんから出ている雨樋で、丸だけでなく角樋もあります。材質は、亜鉛処理スチール芯入り硬質塩化ビニル樹脂という成分で出来ていて強度・耐久性に優れていて、色も6色ありカラーバリエーション豊富です。

集水器交換前

這樋施工前

こちらが交換前の集水器と這樋になります。軒樋も竪樋も含め一旦、全て取り外します。

墨出し

樋受け金具取付

樋受け金具まで取り外したら、まず軒樋から施工します。初めに、勾配の基準となる墨を出し、その墨を目安に樋受け金具を固定します。

軒樋取付

受け金具通りに軒樋を取り付けていけば、しっかり勾配がとれるようになります。軒樋とは、流れ方向が横向きになっているもので、雨水を集水器まで運ぶ役割をしています。

集水器設置後

その軒樋から流れてきた水を集め、竪樋へと流すのが、こちらの集水器です。集水器を軒樋へハメ込み、エルボで竪樋と繋ぎ合わせます。

竪樋

その集水器から流れてきた水を地面や集水桝に流すのが、こちらの竪樋です。外壁に樋受け金具を固定し、そこに取り付けます。

這樋交換後

下屋絡みには這樋という物が使われており、二階から流れてきた雨水を下屋の上を通し、一階へと排出する役目を果たしています。これにて雨樋交換は終了になるので、再び屋根に戻ります。

金属屋根材

軒先から葺き始めるんですが、今回使う横暖ルーフs、今では代表的な金属屋根材であるガルバリウム鋼板ですが、一概にガルバリウム鋼板と言っても様々な種類があるんです。横暖ルーフにも何種類かシリーズがあり、横暖ルーフ以外にもガルバリウム鋼板は沢山あります。横暖ルーフsというのは遮熱鋼板と断熱材が一体化した”超高耐久”の横暖ルーフシリーズのスタンダードモデルです。色はブラック・ブラウン・グリーンの3色があり、お客様は一番明るいグリーンを選ばれました。一枚、一枚を噛み合わせるようにしビスで留めていきます。

貫板打ち

棟板金

平葺きが終わったら棟の施工です。切妻屋根なので大棟のみになります。棟下地に貫板を打ち、そこへ棟包み板金を被せ貫板に固定していきます。棟板金のジョイント部分にはコーキングを塗って強度を増しておきます。

屋根葺き替え完工

最後に、隅から隅までチェックし屋根の上を綺麗にしたら葺き替え工事は完了になります。大掛かりな工事は全て終わったので、残すとこ細かな作業になります。

施工前ドア

まずはドアの交換をしました。こちらは交換前のドアの状態になります。

ドア撤去

ドア撤去

扉と金具を工具を使って外します。

扉取り付け

そして、クリーム色の新品の扉を取り付けました。

ドア交換完了

こちらが交換後になります。

波板撤去

次に波板交換です。一階部は先程言った通り、足場絡みでバラさないと交換できないので後日やる事になりましたが、逆に二階部は足場がある内じゃないと交換できないので先に二階部の波板だけ交換します。既存の波板を剥がし骨組みだけの状態にします。

波板交換後

そこに新しいポリカ波板を張ります。既存の状態より重ねを一山多く取り、強度をあげておきました。波板にはポリカだけじゃなく、塩ビやアルミなど色んな種類や素材があるので、ご希望があればご相談ください。

軒天井

次に軒天井の張り替えですが、こちらは屋根から雨漏りしてる所のちょうど下に当たるので激しく傷みガッツリ垂れて下地が見えてしまっています。

軒天井張り替え後

それ等をまず剥がし新しいベニヤ板を寸法通りにカットし、白に塗装してから張っていきます。垂れていたとこだけの張り替えなので、そこだけ綺麗になると逆に他の所が目立つようになっちゃいましたね。

鉄骨柱

残す工事もあと少しになってきました。こちら塗装するところの鉄柱です。この錆びて赤茶色になってる部分だけを塗ります。そのまま塗るのではなく、ケレンして錆びを綺麗に落とし、目粗しして塗料がくっ付きやすいように下地処理してから塗っていきます。

鉄柱塗装後

塗るのもただ塗るのではなく下塗りに錆び止めを入れ、またすぐ錆びちゃわないようにしてあげます。その後に上塗りで色を付け仕上げていきます。鉄柱もやはり一部だけ塗装すると他の塗ってない部分が目立ちますね。

剥がれた天井

雨漏りし垂れていた室内の天井も

天井

このように薄いベニヤ板を張り、補強しました。そんなしっかりしなくて良いとの事だったので、応急処置程度で済ませました。

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