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ひび割れはゆくゆく割れてしまい落下してしまいます。
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きれいに元通りに納まりました。これで安心ですね。
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屋根の点検で発見されたコロニアルのヒビです。このまま放置しておくとゆくゆくは完全に割れてしまい落下してしまうのでコロニアルの差し替えを行います。隅棟板金に絡んでしまっているので隅棟板金をばらして下地の貫板も一度外さなくてはいけません。
ズリッパーという道具を使用してコロニアルを留めてある釘を抜きます。
ズリッパーを差し込み先端のひっかり部分を釘の部分に引っ掛けます。手前に引くと釘に引っかかって動かないので差して引いてを繰り返すと釘が徐々に抜けてきます。
こんな感じで留めてある釘をすべて抜きます。
貫板で押さえつけられているので隅棟板金と下地の貫板をばらしてヒビの入っているコロニアルを抜きます。隅棟換気が入っていなければ三又の部分からばらさなくてはいけなかったので不幸中の幸いですね。
ヒビが入っていたコロニアルと同じにコロニアルをカットします。
釘留めができないので内コーキングをしてコロニアルを納めます。縦にコーキングを塗ってあるのは雨水が侵入したときに流れるように縦に塗ってあります。横に塗ってしまうと雨水の抜け口がなくなってしまいます。
上のコロニアルにバールを差して少し持ち上げてカットしたコロニアルを差し込みます。コロニアルの足が6寸なので足を揃えてコロニアルを納めます。
棟板金の下地の貫板を65mmのビスで固定して隅棟晩期を元に戻します。隅棟換気に密着する部分に内コーキングをして納めていきます。
棟の芯の通りを合わせて棟包み板金の横に釘で固定します。
これでコロニアルの差し替え工事完了です。隅棟板金もキレイに元通りです。これで一安心ですね。下からでは見えない屋根の上はなにがどうなっているかわかりませんので点検も必要ですね。
工事のきっかけ
屋根の点検時にコロニアルのヒビを発見し部分差し替えを提案させていただきました。