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屋根材の表面がサビてしまっています。
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見違えるほどきれいになりました。とても満足していただきました。
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嬬恋村の某工場様の屋根葺き替え・雨樋交換工事を行いましたのでご紹介します。工事のきっかけとしましてはお電話でのお問い合わせをいただきました。お問い合わせ内容としましては一度塗装をしているのだが劣化し剥げてきてしまっているので見ていただきたいとの事でした。さっそく現地へ伺わさせていただきました。
工場は横長ですが高さはそこまでありません。さっそく屋根の方へ上らさせていただきます。
屋根は瓦棒葺き屋根です。簡単に言うと板金屋根ですね。屋根材の表面は塗装が剥げてしまっていてサビが出てしまっています。あまり状態としてはよくありませんね。屋根に別で屋根が出ているのは天窓(てんそう)という通気のための別屋根です。
雨樋はガルバの半丸105です。昔の半丸はガルバが主流でしたが劣化すると割れて穴が空いてしまうことが多々あるので今では芯棒に樹脂塗料の製品が主流になっています。屋根はこれ以上塗装をしても屋根材自体の劣化が激しいので上張り葺き替えをご提案させていただき屋根の葺き替え・雨樋交換工事でお見積りを作成させていただきました。他社と比較していただき弊社の方へご依頼をいただきました。
既存の屋根材の上から野地板を張ります。野地板は75mmのビスでハゼ部分にビス留めします。ハゼの中には下地の野縁が入っていますので野縁に効かせます。
ひたすら野地を張り上がっていきます。
天窓の屋根も葺き替えますので野地板を張ります。天窓屋根は化粧垂木なので垂木にビス留めをします。
下葺き材は日新工業のゴムアスファルトルーフィングカッパ23という製品を使用して下葺き施工します。新しく葺く屋根材はガルバリウム鋼板スタンビーですので軒先から棟までの全長とケラバからケラバまでの全長を測り材料を手配します。
軒先とケラバ部に唐草水切り板金を取り付けし本葺き開始です。
屋根の芯割でスタートのスタンビーを寸法でカットし本葺きします。壁部分はスタンビーを立ち上げし雨水が差さないようにします。
天窓廻りも寸法でカットし立ち上げを作ります。
ひたすら屋根材を葺いていきます。
天窓屋根も同様に芯割をして本葺きします。ケラバ部は唐草板金に咬ませ軒先部は打ち付けサンバナという製品をハゼの正面に差し込み唐草板金に咬ませます。
南面には雪止め金具を設置しました。
下地の貫板を設置する前にハゼ部分にシーリングを入れ面戸を取り付けします。この作業は防水処理です。
棟包み板金の下地に貫板を設置します。
天窓廻りは雨押え板金で施工します。天窓は塞いでしまうと通気ができなくなってしまいますので下回りだけの施工です。
棟包み板金は板金同士の継ぎ目に内コーキングをしてスクリュー釘で下地に固定します。
雨押えと絡む部分は雨押えをカットし棟包み板金を目一杯奥まで差し込みシーリング処理します。
片棟板金はしっかりと通りを出して裏場の破風にも固定します。
天窓に鳥除けとして金網を設置しました。
既存雨樋の撤去の様子です。高所作業車での作業となります。
軒樋と受け金具を撤去します。
軒樋の受け金具の取り付けです。受け金具はビスで三点固定しています。
集水器の取り付けは竪樋の位置に対して真っ直ぐに取り付けします。
継ぎ手部には軒継手という部材に雨樋用のボンドを塗り施工します。
もともとは小屋の中に竪樋が通っていたのお施主様の希望で外に逃がすのに屋根の上を這わせて落としました。
勾配もしっかりとれています。これですべての作業完了です。
工事のきっかけ
屋根の塗装が剥げてきてしまっているとのことでお問い合わせをいただきました。