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棟包み板金を固定している釘が浮いてしまっていたり棟包み板金が浮いてしまっています。
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棟芯がしっかり通っていてきれいに仕上がりました。
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群馬県伊勢崎市でコロニアル屋根の修理をおこないました。
工事内容は「棟板金取り直し工事」となりますので、ご紹介します。
参考記事⇒【屋根の施工に使用される板金の種類】
こちらは現地調査時の写真です。
お施主様からのお問い合わせは「板金が浮いて見える」とのことでしたが、遠目に見ても浮いてしまっているのが分かります。
釘頭をシーリングしてありますが、釘が浮いてしまっていて抜けそうになっています。継ぎ目部分に外コーキングしてありますが少々雑ですね。重なりを50mmほどとって、内コーキングをすれば外コーキングする必要はないのですが…さすがに棟板金を剥がして確認する訳にもいきません。釘が緩んでいるという事は下地の貫板も劣化してしまっているものと思われます。
今回は「棟板金取り直し工事」で屋根修理のお見積りを作成させていただき、ご依頼をいただきました。
冬時期は北面西面に霜が降りてしまうため、朝一では上ることができません。少しでも霜があったり凍ってしまっていると滑って落ちてしまいますので冬時期は要注意です。
既存の棟包み板金と下地の貫板を撤去します。貫板は劣化してしまっていてスカスカになってしまっていました。(木が痩せている状態)
撤去の際に固定している釘などは落とさないようにします。特に棟包み板金を固定している釘は小さいため落としてしまうと見つからなくなる可能性があるため確実に回収します。
棟包み板金の下地となる貫板を設置します。使用している貫板は防腐処理済みの製品を使用しています。今回お施主様のご要望で下地の外側にシーリング処理を行っています。
継ぎ目には内コーキングをして釘で固定します。
また、内コーキングをすることで雨水の侵入を防ぎます。
三又部分は棟包み板金を加工して納めます。きれいに納まっていますね。
お施主様のご要望で釘頭のシーリング処理を行いました。
三又部もシーリング処理をして作業終了です。
しっかり芯も通っていて、きれいに仕上げることができました。
棟板金の修理は非常に多い工事ですので、お客様の参考になれば幸いです。
工事のきっかけ
棟板金が浮いてしまっているとのことでお問い合わせをいただきました。