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ケラバ瓦の下地材の経年劣化によりケラバ瓦が下地材ごと落ちてしまっています
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下地をやり直しケラバ瓦を取付しました。
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群馬県伊勢崎市で瓦屋根のケラバ瓦が落ちてしまったとの事でお問い合わせをいただきました。



ケラバ瓦を固定している下地材ごとケラバ瓦が途中から落ちてしまっています。どのような状況になっているのか屋根の方へのぼってみます。



ケラバ瓦が落ちていない部分のケラバ瓦も傾いてしまっています。下地材の経年劣化だと思われます。瓦にシーラーは貼り付けてありますがケラバ瓦の下地材にケラバ捨て水切が入っていないため下地材の劣化を早めてしまっているものと思われます。ケラバ瓦が落ちてしまっている部分は瓦の段差のすき間からスズメやムクドリやコウモリなどが侵入してしまう恐れがあります。

工事までの間は仮養生をしておきます。


まずはケラバ部分の平瓦を剥がします。下地材が劣化してしまっています。


下地材を防腐処理されている桟木で補強します。

下地の上り木を取り付けしケラバ捨て水切り板金を取り付けします。


軒先の桟木に面戸を取り付けしケラバ水切り部分からのスズメなどの侵入を防ぎます。

平瓦を葺き戻してケラバ瓦を取り付けします。


棟部分はなんばんで下地をして棟瓦を戻します。


これでケラバ瓦の修繕工事完了です。
投稿者小口 2023年6月12日



















工事のきっかけ
ケラバ瓦が落ちてしまったとの事でお問い合わせをいただきました。