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経年劣化によりクラックや表面の剥がれが多く見受けられました。
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カバー工事をして屋根が新しく生まれ変わりました。とても満足していただけました。
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群馬県太田市藪塚町で屋根と倉庫をカバー工法で上張り工事を行いました。カバー工法というのは既存の屋根材の上から新しい屋根材を上張りする施工方法です。工事のきっかけはそろそろ塗装を考えているとのことでお問い合わせをいただき現地調査へ伺わせていただきました。
平屋の母屋と倉庫両方とも塗装を考えているとの事でした。築年数36年でまだ一度もメンテナンスをしていないとの事です。早速屋根の方へ上らさせていただきます。
屋根材はスレート瓦コロニアルです。この色見は元々はメロウオレンジという色だと思われます。経年劣化でだいぶ色が褪せてしまっています。屋根の形状は谷が一本ある寄棟屋根です。
屋根材の経年劣化により表面の剥がれやクラックが多く見受けられます。スレート瓦は定期的なメンテナンスを行わないとこのような現象が起きてしまいます。塗装かカバー工事をご提案させていただきお見積りを作成させていただいたところカバー工事をすることになり工事開始です。
まずは下葺きをするのに既存の棟包み板金と下地の貫板と雪止め金具を撤去します。
下葺き施工です。使用している下葺き材は日新工業のゴムアスファルトルーフィングカッパ23という製品です。板金であて物をして32mmの釘を釘打ち機であて物に留めます。谷部分にはしっかりと捨て貼りを流します。
役物板金の取り付けです。軒先には唐草水切り板金を取り付け谷部には本谷板金を取り付けします。本谷板金の継ぎ目には内コーキングをします。
本葺き開始です。今回使用している屋根材はガルバリウム鋼板材横暖ルーフSのブラウンです。隅棟部などのカットは板金鋏でカットします。
雪止め金具の取り付けです。今回使用している雪止め金具は先付け用です。二段目三段目で455ピッチになるように千鳥配置で取り付けを行いました。
本葺き完了です。
棟包み板金の下地となる貫板をビスで固定します。貫板との屋根材の間にすき間ができるのでコーキングで埋めます。
棟包み板金を取り付けします。軒先の出隅部分は棟包み板金を加工して剣先を作ります。三又部分は隅棟の棟包み板金と大棟の棟包み板金を加工して納めます。
倉庫も同じ要領でカバー工事しました。きれいな仕上がりにとても満足していただけました。
工事のきっかけ
そろそろ塗装でメンテナンスを考えているとのことでお問い合わせをいただきました。