群馬県藤岡市にてラジカル塗料で屋根・外壁の塗装工事 -群馬の雨漏り修理、屋根工事、屋根修理、屋根カバー工法、葺き替え、棟板金など外装リフォーム専門 藤岡市、高崎、前橋、他群馬全域、埼玉県北対応

  • 年々コケが見え始め気になっていました

    施工前 イメージ
  • 細かいところまで丁寧に綺麗にしていただき大変満足しています

    施工後 イメージ
使用材料 屋根:ファインパーフェクトベスト 外壁:ファインパーフェクトトップ
工事内容 屋根・外壁塗装工事
工事費用 ¥1,200,000円(税込※足場代込み)
工事日数 15日

工事のきっかけ

コケを気にしていて、ラジカル塗料での要望をもらいました。金額、工事内容、完工後の保証やアフターメンテナンス等を説明し、気持ち良く任せてもらう事になりました。


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屋根・外壁塗装工事をする築12年のK様邸での現場です。既存屋根がスレート、外壁がジョリパットのお洒落なお家ですが年々コケが見え始め、そろそろかと気になりだしたそうです。地元業者をネットで探していたところ、近くて実績のある弊社にお見積り依頼をいただきました。現場調査へ行きお話を伺ったところラジカル塗料での施工をご希望なされていたので後日、金額、工事内容、保証やアフターメンテナンス等についてご説明し、納得いただけたみたいで気持ち良く任せてもらう事になりました。着工日に足場を組み、翌日から施工スタートです。

屋根高圧洗浄中

外壁高圧洗浄中

塗装と言ったらまずは高圧洗浄です。これをしない事には始まりません。上から下へ洗っていき最後は基礎や床まで綺麗にしちゃいます。お客様も気にしていましたが年数が経つとどうしても写真のようにコケなどが目立ってきます。コケが生えるという事は水分を保ってるという事です。水分を保ってしまってるという事は防水が出来ていないという事になります。つまり塗装をしなければならない時期には入ってるという事になるので時期的にはちょうど良かったかもしれません。比較的安価でお家の最低限のお手入れが塗装です。塗装は直すというよりも、それ以上悪くさせないように守る、保護するという捉え方の方が正しいので塗装をするとしたら悪くなる前に、出来るだけ状態の良いうちに施工する事をオススメします。

屋根下塗り中

外壁下塗り中

しっかり洗浄し綺麗になったら翌日まで乾燥させ、ヒビ割れている箇所などを補修してから下塗りの工程にはいります。屋根にはファイン浸透シーラーというスレート屋根専用の下塗り材を塗っているんですが透明なので分かり難いかもしれません。ローラーより右が塗装後、左が塗装前です。若干、色が違うのが見えるでしょうか?屋根材に吸い込ませるようなイメージで塗っていきます。外壁にはパーフェクトフィラーを使用しました。外壁がリシン吹してある面とジョリパットの面で構築されていました。ジョリパットとはアクリル系壁仕上げ材の事で外壁だけでなく内壁にも使われていたりします。耐久性に優れ長期にわたって美観を保てる良い外壁材です。モルタル壁と同じような施工方法で塗装しますがジョリパットの欠点としてデザインに沿って汚れが溜まりやすいので洗浄の際は気を使って行います。

屋根にタスペーサー設置中

下塗りを終え乾燥させたらスレート屋根には縁切りという工程があります。正直言って全部が全部の業者さんがやってるかと言われるとそうでもないのが現実です。縁切りとは塗料で塞いでしまった溝をタスペーサーという部材を屋根材のコグチに入れわざと数㎜の隙間を作り雨水の逃げ道を作るのです。ただし4㎜以上の隙間にはタスペーサーを入れても固定されず落っこちてしまうので必ずしも入れないといけない訳ではありませんのでご注意を。

ファインパーフェクトベストの一斗缶

屋根中塗り中

タスペーサーによる縁切り作業が終わったら上塗りの工程になります。今回屋根に使用した塗料はファインパーフェクトベストです。ターペン可溶2液ラジカル制御形ハイブリッド高耐候屋根用塗料と言われ、つまりは簡単に言うと2液のラジカル塗料な訳です。シリコンには勝り、フッ素よりは劣るのがラジカルです。立地条件により差は出ますが耐用年数は約13~18年と言われています。ローラーで下塗り材にしっかり密着させるように塗っていきます。

外壁中塗り中

外壁にはファインパーフェクトトップを塗っています。ターペン可溶1液ラジカル制御形ハイブリッド高耐候性塗料となっていて耐用年数は屋根と同じ約13~18年と言われています。

屋根上塗り中

外壁上塗り中

二回目の上塗りの様子です。塗膜に厚みを付けるように塗っていき、これで仕上がりになるのでムラや塗り残しが無いよう綺麗に完成させていきます。屋根に関しては雪止めももちろん塗り、外壁は既存の色とそこまで変化を付けず落ち着いた色合いに仕上げました。

補修した屋根

補修した屋根

下塗りを塗る前に補修しておいた箇所です。少し見えにくいですが、ちゃんと補修跡があります。

ヒビ割れている箇所

ヒビ割れている箇所

最後に付帯部です。付帯部とはメインとなる屋根・外壁以外の細かい塗り物の事です。着工日に足場を組み、次の日に高圧洗浄をしましたが、その際に屋根・外壁と一緒に付帯部も洗浄します。写真のように欠けてしまったとこやヒビ割れた箇所は屋根・外壁も同じですがこのまま塗る訳にはいきません。

ヒビ補修した箇所

ヒビ補修した箇所

先程の屋根同様しっかりとコーキングなどで補修をしてから塗装に入ります。正直ヘヤクラックと呼ばれる髪の毛一本分程度のヒビなら下塗り材等で補えちゃいますが、丁寧な仕事をしてお客様に満足していただき、自分も良い仕事をした事で喜んでいただきモチベーションが上がりウィンウィンです。常にこういった丁寧な仕事を心掛けています。

水切り塗装一回目

水切り塗装二回目

今回のお家は破風板・鼻隠し、軒天井が外壁と一体型になってるタイプなのでそういった箇所は外壁を塗る際に同時に仕上げました。まずは水切りです。外壁と基礎の間にぐるりと一周お家を囲ってる部材です。雨水が下端に回り込み壁面に汚れを作らないようにと室内に水が入り込まないように設けられています。

シャッターボックス塗装一回目

シャッターボックス塗装二回目

次にシャッターボックスです。中の波状の部分は巻き込み式で塗るとかえって汚くなってしまう恐れがあるので上のボックス部分だけ塗装します。付帯部については基本二回塗りで仕上げています。木材の破風板や傷みが進行し過ぎてしまった箇所は三回塗る事もありますが、むしろ一回塗りで終わらせてしまう業者さんも沢山あるので見積書での確認や施工中の様子を写真で撮って見せてもらうなどして下さい。

雨樋塗装一回目

雨樋塗装二回目

最後に雨樋です。雨水を外へ排出する大事な役割を果たしています。なので水には強い性質ですが紫外線によって劣化してきます。落ち葉や鳥の巣、風で舞ってきた砂埃により詰まってしまう事も多々あります。劣化し破損すると雨水がバシャバシャ飛び散り外壁を傷めてしまう原因にもなりかねません。雨樋にも寿命があるので築20年以上経つお家は塗装よりも交換工事をオススメします。付帯部全体をブラックでラインを出し、引き締める事でお洒落でカッコよくなります。外装全体の塗装工事は屋根・外壁だけでなくこういった付帯部にまでこだわって塗る事で初めて完工します。

 

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