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役物に亀裂が入ってしまっていて雨漏れしてしまっています。
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新品の製品なので雨漏れ解消です。
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群馬県藤岡市のA様邸の現地調査の様子です。お問い合わせ内容としましては雨樋の角から雨垂れがしているとのことです。ネット検索をおこない同じ藤岡だしということでお電話をいただきました。さっそく現地調査の日程調整をし現地へ伺わさせていただきました。
雨樋はΣ90というセキスイの雨樋です。パナソニックのpc50とよく似ているのですが段差の部分の丸み具合が多少異なります。Σ90は芯が入っていない完全樹脂の雨樋なので触れば感触で分かります。築年数32年という事で雨樋もだいぶ色が褪せてしまっています。
角の部分というのは出隅の外曲りという部材の事でした。外曲りの芯に亀裂ができてしまっています。
中から見るとよく分かるのですが生成の際に芯の部分に筋が入っています。この筋は芯で溶接されるためにできます。年数が経ち経年劣化をするとどうしてもこういった手が入っている部分に症状が出てしまいます。しっかり直すのであれば既存雨樋を撤去し新しく雨樋を施工するのが一番ですが足場をかける必要があるので他の工事を考えているのであれば同時にできます。応急処置であればΣ90は現行品なので部分交換が可能です。会社へ戻り両方のお見積りを作成させていただきご納得いただき工事開始です。
部分交換工事ですので足場をかけずにハシゴでの作業です。十分に注意しながら作業を行います。役物の交換といっても役物だけを外す事は不可能ですので雨樋も部分的に交換します。雨樋の受け金具の外側であまどいをカットします。
二ヶ所カットする事でカットした雨樋を簡単に外す事が出来ます。
反対側は住宅が隣接しているためハシゴがかからないので屋根の上から板金鋏を使ってカットします。見ている方がハラハラしますが職人は平気な顔をしています。
交換する部分の雨樋の撤去完了です。
下で雨樋を寸法でカットします。
雨樋専用の接着剤を使用して部材を取り付けします。
役物は外曲りという部材です。内側に雨樋を差し込む形になっていますので差し込み部分に接着剤を入れます。
差し込んで接着剤がはみ出るぐらいが適量です。しっかり接着剤が入っていないと雨漏れの原因になってしまいます。
雨樋を受け金具にはめ込みます。
雨樋のジョイント部分には軒継手という部材を使用します。軒継手と雨樋が密着する部分に接着剤を入れはめます。
雨樋の間から接着剤がはみ出ていないと間から雨水が差してしまい雨漏れの原因となってしまいます。
これで部分交換完了です。
工事のきっかけ
雨樋の角から雨漏れしているとの事でお問い合わせをいただきました。