藤岡市|瓦屋根葺き直し工事(既存撤去)
本日は藤岡市にて瓦屋根の葺き直し工事の現場です。和形を使っており和風の落ち着いたお家なので、撤去後は新しく洋瓦を葺きます。まず足場を組み不必要な物を解体していきます。太陽光はもう使わないそうなのでこちらで撤去処分します。外して再度、使用する場合こちら側でいじってしまうと保険などの適用が効かなくなってしまう場合があります。なのでその時は設置した業者さんに確認するようにして下さい。
次に棟瓦、漆喰、葺き土等を撤去していきます。築年数の経っている昔のお家なので中に土が詰められていました。今となっては時代の進化と共に材料も発展し南蛮漆喰を使うのがほとんどですが昔は粘土を入れる事により漆喰の量を減らしカサ増ししていたようです。
棟部分が終わったら次に平場です。瓦屋根の場合、施工例としてたまにですが外した瓦をそのまままた使う場合があります。その時は一枚一枚丁寧に外していきますが今回はもう使わないのでガンガン撤去していきます。それに屋根の形状が普通の切妻なのでとても作業がはかどります。切妻とは屋根の最頂部の棟から二つの斜面が地上に向かい山みたいな形をした屋根の事です。
平場の下には瓦を引っ掛ける為の桟木(さんぎ)という木材が出てくるのでそれも撤去します。すると写真のように下葺き材のルーフィングだけのような形になります。ここまでを同じように両面やり撤去段階は終了になります。総二階のお家なので下屋なども無くスムーズに進みました。