藤岡市 和形(ハイシルバー)7寸丸棟瓦積み工事
藤岡市で瓦屋根の葺き直し工事の施工途中です。平場は全て終わり残すは棟部分となります。今回は特にその棟部分について詳しく書いていきたいと思います。まず棟金具を両端とそこから910㎜ピッチ(91㎝間隔)で屋根の勾配に合わせて取り付けていきます。使用したのは材質が亜鉛板で出来ている強力棟金具です。
そこに野縁を流し棟金具と固定します。次に漆喰を塗りますが今ではほとんど南蛮を使います。色も白を使いましたが月日が経つとやがて黒ずんでくるのでだいたい黒を使う事が多いでしょう。因みに白のがお値段がやや高いです。
南蛮を塗り終わったらいよいよ棟瓦を積んでく訳ですが、これにも色んな種類があるんです。今回は和形の7寸丸ですがたまに6寸丸も使ったりします。6寸丸のがお値段少し安いですが、だいたい7寸丸ですね。1寸=30.3㎜なので大きさも7寸丸の方がやや大きいです。5寸丸は最近あまり見ませんね。
最後に75㎜のパッキン付きのステンレスネジを先程流した野縁に打ち込んで、和形(ハイシルバー)7寸丸棟瓦積み工事終了になります。とてもカッコ良く仕上がり以前より強度も上がり大変お客様も満足されてたのでこちらまで嬉しくなりました。