藤岡市 和形瓦(ハイシルバー)葺き直し工事
今回は藤岡市にて屋根の葺き直し工事です。既存撤去、野地板張り、ルーフィング張り、桟木打ちまで終えており、後はひたすら瓦を積んでいきます。このページでは棟残しまでをご紹介したいと思います。まず今回使う屋根材は和形の瓦で色はハイシルバーという世の中で良く用いられてる材料になります。写真だと見えにくいかもしれませんが銀黒という色と少し似てるのでそこは間違えないようにして下さい。
棟残しまで積み終わるとこのようになりますが仕上がるとめちゃくちゃカッコイイですね!重量感があり堂々と構えてる感じが和風のお家には最適です。雪止めも付いているので安心感があります。
瓦の下にある青いシートがルーフィングでその上に等間隔で横に打ってある木が桟木です。瓦を引っ掛ける為の下地なんですが和形の場合、縦幅7寸8分5厘で留めます。前後3㎜しかズレが許されない細かい作業になります。7寸8分5厘=235㎜
棟部分だけを残し積むとこのようになります。一枚、一枚瓦の角に切り込み部のツメがありそれを押さえ込み嚙み合わせる事でズレや浮き上がりを防止しています。更に二箇所を瓦緊結釘で留めステンレス釘やパッキン付きビスで補強します。これにより昔と比べかなり耐震強度が向上しました。