太陽光パネルが設置されているお屋根の葺き替え工事をさせて頂きました。
富岡市で、屋根の葺き替え工事をさせて頂きました。今回、お屋根に太陽光パネルが設置されているお屋根でしたので、太陽光パネルを外して屋根を葺いてから戻すという工程で進めさせていただきました。
葺き替えとは、屋根材を新しいものに変えることです。
太陽光パネルが設置済みのお屋根の場合、お屋根の葺き替えには太陽光パネルの脱着がつきものですので、これまで太陽光パネルの脱着をしなくて済む、部分補修工事をされていたようですが、(上の写真の白い線部分)お屋根全体に欠けやひび割れも多く、スレート自体の反りも目立ってきました。そうなると葺き替えの時期です。
スレートに施されている塗装が、紫外線や風雨の影響で剥がれてくると、スレートは防水性を失い、水分を吸収しやすくなります。水を含むようになったスレートは、水を含んで膨張、晴れた日に乾いて収縮を繰り返します。スレート自体は釘で固定されていますので、力の歪みで少しずつひび割れが発生します。放っておくとひびが大きくなって割れてしまうのです。反りもひび割れと一緒で、水を含むようになったスレートが、晴れた日に急激に表面から乾いたことによって、スルメを焼いたときのように反ってしまいます。一度反ってしまったスレートは元には戻りません。
スレート屋根は塗装のメンテナンスが必要です。塗装を行うことで、スレート自体の劣化を遅らせることができます。傷みの症状が出てきたら早めに塗装工事を行うといいと思います。