ケラバ瓦の落下。ケラバ付け直し工事をさせて頂きました。
屋根瓦が落下した!とのご連絡を頂き、渋川市へ伺わせて頂きました。
落下したのは、ケラバ瓦と呼ばれる瓦でした。お怪我がなくて、何よりでした。
ケラバとは、切妻屋根や片流れ屋根の外壁から出っ張っている屋根部分の内、妻側(屋根の雨樋がないほう)にある端部のことで、窓への雨の吹き込みを防ぐ役割や、日当たりの調整、外壁の紫外線劣化防止などの役割をする場所のことで、そこに付けられている瓦のことをケラバ瓦といいます。
落下箇所を確認させて頂いたところ、ケラバ瓦の下の野地板(のじいた)が経年劣化により腐食しておりました。これが落下の原因と思われます。
野地板とは、ストレートや瓦など屋根材を支えるために張る板の総称です。野地板の「野」は一般に目に見えないところという意味があり、野地板は屋根材を設置すれば、屋根の上からは全く見えなくなるので、「野」地板と呼ばれるのです。
瓦は「スーパートライタイプI」耐風、耐震、耐久、防水、施工の5大性能を兼ね備えた防災瓦ですが、野地板が腐食していたら威力を発揮できません。
野地板を交換させて頂いて、新たな野地板にケラバ瓦を取り付け、防水対策もしっかりと行い、工事完了です。
屋根や外装のことなら、浦部住総までお気軽にご連絡ください。ご相談・お見積り無料です。