群馬県高崎市でALC外壁の目地にコーキングの増し打ちとパテ補修
群馬県高崎市にて【外壁塗装】と【屋上防水】工事を行う現場です。
着工日には仮設足場の組立から始まり、翌日には高圧洗浄を行います。
外壁の劣化度合いによりますが、今回の現場はALC外壁で目地割れが多く、大きな破損やクラックがあるため、塗りに入る前に下地処理を行います。
ワイヤーブラシなどを使い、剥がれそうなところは剥がしてしまいます。
目地に関しては全てにコーキングを増し打ちをするため、下地処理が終わったらプライマーを塗布します。
コーキングを打つ際は、打ち替えにしろ増し打ちにしろプライマーを塗らないとすぐ剥離してしまうので、コーキングを打つ箇所には必ずプライマーを塗るようにします。
この後、塗装をするということが前提にあるので、その場合にはノンブリード(NB)のコーキング材を使います。
でないと、塗装をした後に油分などが浮き上がってきてしまい剥離する原因になってしまいます。
コーキングを充填していったところからヘラで均一に均していきます。
ALCの目地にはクラックが入りやすく、塗装後も年数が経つと徐々にヒビ割れてきます。
コーキングを打たない場合も全然ありますが、予算が合えば増し打ちしておくだけでも安心でしょう。
コーキングでは補えないような大きな破損箇所にはパテ補修を施します。
材料を詰め隙間を穴埋めし、外壁のツラと同じになるようにします。
使用したのはJSプレミックス60Hというものです。
強度の高い断面修復材で、欠損部に適したセメントモルタルとなってます。
外壁塗装において下地処理はとても重要な工程ですが、こうなる前に塗装しておけば綺麗なまま良い状態で残せますし、余計な手間や材料代もかからず済むので、外壁塗装は悪くなる前にやることをオススメします。