群馬県高崎市でガルバリウム鋼板製板金の細かな屋根廻り施工です
群馬県高崎市でカバー工法という、既存のスレート屋根材に金属製屋根材を上から被せて張る、屋根の改修工事をしている現場です。
ある程度、平場の被せ葺きは終わっており、今回は壁との取り合い部分や軒天井絡みの細かな板金施工についてご紹介したいと思います。
屋根に関わる板金には色んな部位、種類、形状があり、大まかなところで言うとケラバにはケラバ板金、軒先には軒先唐草板金などを使いますが、屋根面と外壁面の競ってるところには雨押え板金という物を取り付けます。
(ちなみに、ケラバ板金には逆ケラバといって、捨て谷板金のような扱いをする物もあります。そして、全てを板金と言っていますが、本体と同じガルバリウム鋼板で出来ています。)
こうした外壁・軒天井・ケラバが同時に絡んでくるようなところは、急激に板金の加工レベルがアップします。
カバー工法をしてるので、ここから雨漏りするような事はありませんが、雨仕舞が悪いと今後何があるか分かりませんし、カバー工法の際は10年保証も付けているので、㎜単位で隙間なく取り付けます。
4ヶ所ほど既存のケラバ板金を生かした施工をした場所があり、どうしても少しの段差と隙間が空いてしまうので、コーキングを充填する為にテープを貼って養生しておきます。