安中市で経年劣化した化粧スレート屋根を重ね張りでご提案します
経年劣化で化粧スレート屋根がだいぶ傷んできて気になるというお問い合わせで、お見積りを出す為に安中市のお宅へ現場調査に来ました。
早速、屋根に上り見させてもらうと表面が剥がれてるところを発見しました。
剥離とは違い、この剥がれ方は完全に経年劣化での症状です。
剥がれてるというか、欠けてるような感じですね。
化粧スレートはセメント素材で作られているのですが、セメントの素地が見えてしまっていて、これに塗装をしても耐用年数に全く期待ができないので、重ね張りでのご提案をしました。
重ね張りとは、今の化粧スレート屋根の上に新しい屋根材を被せる施工方法で、カバー工法と呼ぶ事が多いです。
葺き替えとは違い、既存屋根材の撤去等はしないので工事費用が抑えられますが、どうしても屋根にかかる負荷が増えてしまいます。
そこで、軽量の金属屋根材を使用する事で負担を減らす事ができます。
数年前まではこの屋根と同じ化粧スレート屋根材が大半のシェア率を占めていましたが、ここ最近で金属屋根材がそれを上回りました。
金属屋根材が約40%、化粧スレート屋根が約30%、瓦が約20%で、残りの10%がその他の屋根材になってます。
今ではそれぐらい金属屋根材が使われており、化粧スレート屋根の改修工事と言えば、重ね張りが基本になってきてます。
塗装と比べ、持ちが全然違いますし見た目も新築みたいになりオススメです。