群馬県藤岡市にてアーバントップΣ90の割れた曲り雨樋交換
群馬県藤岡市で雨樋交換です。
アーバントップΣ90という雨樋が使われており曲りが割れ
水がポタポタ垂れてくるという事でご依頼いただきました。
角に用いるL型の雨樋を「曲り」というのですが
少し亀裂が入ってるのが分かるでしょうか?
ここから水が垂れていたそうです。
これをまずは撤去しないといけないので
曲りから約400㎜離した辺りにサンダーで切り込みを入れ
板金鋏で軒樋をカットします。
足場を組まず作業してるのでとにかく注意して行います。
こちら撤去後の写真です。
樋受け金具は既存をそのまま使うので曲げないようにします。
間近で見るとこんなにも割れていました。
こちらが新しい曲りです。
先程切断した軒樋の寸法を測り
それと同じ寸法で新しい軒樋をカットします。
その軒樋と曲りをジョイントさせ雨樋用の接着剤で固定します。
速乾で粘着度の高いパナソニック製のKQ8815という接着剤を使っています。
それを既存の樋受け金具に通し直し再び取り付けます。
今、取り付けた雨樋と既存の雨樋の接合部にジョイントの部材をハメます。
そして更にその内側の接合部にも接着剤を塗り隙間を埋め補強すれば
曲りの雨樋交換は完了になります。
物が一緒じゃないと交換しても合わなくなるので
今回は既存と同じアーバントップΣ90のクロを使いましたが
アーバントップΣ90は当社が普段の雨樋交換で使用している雨樋と違い
樹脂だけで構成されているので耐久性は弱いです。
ちなみにΣ90の「 Σ 」はシグマと読みます。