群馬県高崎市にて片流れと切妻が複合した屋根の調査
片流れと切妻が複合してるお宅の屋根をリフォームする為に群馬県高崎市へ現場調査に伺いました。熱帯魚屋さんなんですが、めちゃくちゃデカくて一般住宅で換算すると4~5件分程もあります。外壁はモルタルのジョリパット仕上げで屋根にはカラーベストのコロニアルが使われていました。
屋根はこのように片流れと切妻が複合しているんですが、切妻屋根部分は元からあったそうで他の部分は増築したそうです。片流れ屋根とは屋根面が一辺で出来ている屋根の事で、切妻屋根とは屋根面が二面あり山状の形をしている屋根の事を言います。増築されてる分、屋根面積は一般住宅の2~2.5件分程あります。
雨樋が付いていない屋根の側面をケラバと呼ぶんですが、ケラバとケラバが交わってるところがあり、各板金がごちゃごちゃしてたので、こういったところは非常に雨漏りの危険性が高い場所になります。今は特に何もなくても、定期的にメンテナンスしておかないと気付いた時には遅かったなんて事になりかねません。他にもあるんですが案の定、この部分に関してはヒビ割れが特に多く見られました。他のところで言うと、屋根材が反り上がったり表面の塗膜が剥離したりと、築まだ10年なのに結構多くの傷みが出てしまっていました。