深谷市でトップライト(天窓)廻りの施工と下葺き(ルーフィング)
トップライト廻りの施工です。トップライトとは屋根に付いている天窓の事を言います。トップライト廻りの板金も撤去しなくてはならないのでビスで木下地に固定されてる窓枠を一旦外します。この枠はまた使うので丁寧に外します。この現場も実際に雨染みができていましたが、トップライト廻りは非常に雨漏りの多いヶ所です。気を使って行わないと雨漏りを止めるどころか余計に悪化させてしまう危険性があるので十分に注意して作業します。
枠を外し、板金まで全て撤去し終えたらこのように既存のルーフィングだけになります。今まで留めていた釘頭の出っ張りや、凹凸を無くす為にハンマーで叩いて平らにします。その後、下葺き作業に移ります。下葺きとは屋根材の下に張るルーフィングの事で、いわゆる防水シートになります。今回使用したのは日新工業さんから出ている改質アスファルトルーフィングのカッパ23という下葺き材です。業界ではゴムアスと呼ぶ事が多いです。冬場の気温が低い時でも、折れたり切れたりせず、このような立ち上がり部や出隅、入隅にも対応でき、とても施工性に優れています。縦、横、特にトップライト廻りはしっかり重ねをとりタッカーでバシバシ留めていきます。
トップライトの立ち上がり部にも、しっかり被さるように下葺きし、トップライト天端にはテープを貼りルーフィングが剥がれないようにしてあります。出隅の折り目部分にも、粘着力の強いテープを貼り強度を増しておきます。屋根全体の下葺きが終わるとこんな感じになります。