太田市でガルバリウム鋼板へのリフォーム工事。下葺き作業。
既存屋根材のコロニアルクァッドからガルバリウム鋼板ヒランビーへカバー工法での葺き替え工事です。増築してあり二階屋根が二つあり両方の屋根を葺き替えます。今回使用した下葺き材は日新工業さんのアスファルトルーフィング材カラールーフィングでの下葺きです。
こちらの屋根の形は真四角の寄棟屋根です。寄棟屋根とは四方向に勾配を持ち長方形の平面で三角形の屋根面が二つと台形の屋根面が二つでできている屋根です。四方向に傾斜を持っているので雨仕舞に優れているのが特徴ですね。
もう一つの屋根は寄棟屋根で谷が一本あります。谷とは屋根面と屋根面のつなぎ部分で文字通り谷になっています。雨水の流動部分なので雨漏れしやすい場所です。
隅棟からのぼって両方の隅棟と大棟がぶつかる部分を三又と言います。三又部分は両方の隅棟と大棟の棟包み板金を加工して納めます。三又部分の棟包み板金の加工が悪いとすき間があいてしまいす。隅棟の芯と大棟の芯をしっかり出さないと納まりが悪くなるので要注意です。
下屋もガルバリウム鋼板ヒランビーへ葺き替えます。上屋の屋根勾配が4寸勾配で下屋は3寸勾配です。下屋は隅棟が一か所ありケラバで切れている形をしています。
壁との取り合いが多いのですこし大変です。