群馬県玉村町 棟瓦下地の耐震補強工事 既存下地材撤去
群馬県玉村町で棟瓦の取り直し工事です。今回の工事は既存の棟瓦を外し下地材を撤去して耐震金具棟ロックを設置して棟瓦を施工します。
今回の工事は足場を架けずに作業を行いますので物の落下や墜転落による物損・人身事故に十分注意しながら作業を行います。
今回は既存の棟瓦の下地材の撤去です。
まずは既存の棟瓦を剥がします。棟瓦は釘で固定されていましたので棟瓦が割れないように釘を抜きます。抜いた釘は落下させてしまうと自転車や車のパンクにつながりますので落下させないように十分注意しながら作業を行います。
棟瓦を外すと下地材が出てきますね。貫板が天端に設置されているのは棟瓦の固定と通りを出すためですね。
貫板を撤去すると葺き土（屋根土）が出てきますね。葺き土で防水処理と棟の高さを出して貫板で棟瓦の固定と棟瓦の通りを出して葺き土の表面を漆喰で表面処理してあるんですね。
この葺き土の表面処理の漆喰が経年の微振動などにより層間剝離を起こし漆喰が剥がれてしまうんですね。
葺き土を撤去する際には落下させないように十分注意しながら撤去作業を行います。
葺き土を撤去すると瓦のうえに砂埃が乗ってしまい滑りやすくなるので足元に十分注意しながら作業を行わないと墜転落などの人身事故につながります。
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2025年2月28日 投稿者：小口
