群馬県太田市 勾配違い屋根のメンテナンス 棟板金仕上げ
群馬県太田市で屋根のメンテナンス工事を行っています。今回の工事は経年により劣化してしまっているスレート瓦ニチハ製パミールの上からカバー工法という施工方法でガルバリウム鋼板材ニチハ横暖ルーフsを施工します。
今回は棟板金の下地材を設置して棟板金で棟仕上げをします。
棟板金の下地材の設置です。下地材には防腐剤が塗布されている木材の貫板を使用し棟芯と棟板金の芯を中心として棟板金の幅に合わせてビスで固定します。
屋根勾配が強くなればなるほど棟の角度が変わりますので貫板の設置幅は狭くなっていきます。8寸勾配ですと棟芯に貫板の下端の端部を合わせる感じです。両面の貫板がぶつかっている部分が棟芯になります。
隅棟部の横暖ルーフsの段差部にはすき間ができてしまいますのでシーリング材で防水処理をして降雨時に雨水が隅棟部に侵入できないようにします。
段差部のすき間から雨水が侵入してしまうと貫板の劣化やルーフィング材の劣化につながり雨漏りの原因となってしまいます。
棟板金の施工です。棟板金同士の継ぎ目には内コーキングをして棟板金同士を連結させて下地材の貫板にスクリュー釘で固定します。ケラバ部は棟板金を巴加工してケラバ水切り板金に咬ませてつかみ込みます。
棟芯がぶつかる部分は棟板金を加工してすり合わせて納めます。
ガラッと印象が変わりましたね。
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2025年2月10日 投稿者:小口
