高崎市へ地震で歪んだ瓦屋根の大棟を直す為に現場に行きました
高崎市へ地震で歪んだ瓦屋根の大棟を直す為に現場を見に行きました。かなり歪んでしまったそうで出来るだけ早く見に来て欲しいとの問い合わせをいただきました。現場へ着くと一目瞭然でした。一目瞭然とは、この時の為に存在する言葉だなと思うほどに凄まじかったです。大棟がかなり大きく歪んでいて、丸瓦も熨斗瓦も蛇みたくなってました。地震でなったとはいえ、ここまでとは思っていませんでしたのでビックリしました。おそらく漆喰や銅線が元から、ある程度は劣化していてそこに地震が来たせいでこうなったのだと思います。なので、遅かれ早かれいずれは崩れていた事でしょう。漆喰部分はほとんど葺き土が見えてしまっているので、この辺はやはり普段から気を付けなければいけませんね。
瓦屋根は重量があるため、どうしても地震などの揺れには他の屋根材に比べると弱いです。平場に崩れ落ちた漆喰の残骸がありました。
大棟だけでなく、平場の瓦も割れたりずれたりしていたので、このままでは間違いなく雨漏りします。屋根全体を囲うようにブルーシートで養生して、この日は帰りました。出来るだけ早くお見積りし、着工してあげたいと思います。地震などの自然災害はいつ来るか分かりません。できたら、こうなる前に点検してあげてください。