群馬県伊勢崎市 リフォームカバー工法 棟板金仕上げ
群馬県伊勢崎市で屋根のリフォームカバー工事を行っています。今回の工事は既存の屋根材スレート瓦コロニアルNEOに設置されているソーラーパネルを撤去しスレート瓦の上からカバー工法という施工方法でガルバリウム鋼板材ニチハ横暖ルーフαsを施工しソーラーパネルを再設置します。
今回は棟板金の下地材を設置し棟板金での仕上げ施工です。
まずは棟板金の下地材を設置します。下地材には防腐剤が塗布されている木材の貫板を使用しています。
弊社では防腐剤が塗布されている木材の貫板を標準として施工していますがオプションで樹脂製貫板タフモックでの施工も可能です。タフモックとはポリスチレンにゴムを添加したハイインパクトポリスチレンを主材とした製品で水や水分に強く木材と比べて経年による腐食が起こりにくい製品です。コストパフォーマンスが悪いのがデメリットですね。
下地材の貫板は棟芯と棟板金の芯を中心として棟板金の幅に合わせてビスで固定し設置します。下地材で棟板金の仕上がりがきれいに納まるか決まりますので責任重大ですね。
隅棟部の横暖ルーフαsの段差部分にはすき間ができてしまいますので降雨時に雨水が差し込まないようシーリング材で防水処理をします。
シーリング材で防水処理をすることで雨水が下地材に直接当たることを防ぎますので下地材の劣化も防げます。
棟板金での仕上げになります。原則的に板金の重なりが水上を向いてはいけませんので水下から水上に向かって施工します。
棟板金同士の継ぎ目には内コーキングをして棟板金同士を連結させて下地材の貫板にスクリュー釘で固定します。
棟芯がぶつかる部分は棟板金を加工して納めます。下地材の設置がちゃんとできていないと棟板金の芯がズレてしまいますがちゃんと棟板金の芯同士がぶつかっていますね。
ケラバと大棟の取り合いは棟板金を巴加工しケラバ水切り板金に咬ませつかみ込みます。
方形部も棟板金をすり合わせながら納めます。棟板金の芯が綺麗な十字になっていますね。
横暖ルーフαs本葺きの様子はこちら
塗装のお問い合わせはこちら
2025年1月29日 投稿者:小口
