群馬県前橋市 スレート屋根をカバー工法 換気棟・棟板金仕上げ
群馬県前橋市で屋根のリフォームカバー工法工事を行っています。今回の工事は既存のスレート材ニチハ製パミールの上からカバー工法という施工方法でガルバリウム鋼板材ニチハ横暖ルーフsを施工します。
今回は換気棟の設置と棟板金による仕上げになります。
換気棟が設置されていた大棟部に換気棟を再設置します。換気棟の設置部には換気棟に添付されている水切り板金を設置しルーフィング材を切って開口部を露出させます。換気棟の設置には雨漏りリスクが伴いますがしっかりと施工書通りの施工をしていれば問題ありません。
換気棟を設置することにより小屋裏の熱気や湿気を排出しカビや結露から小屋裏を守ります。それにより小屋裏環境が快適に保たれ木造住宅の高寿命化へと貢献します。
換気棟を施工書通りに設置し棟板金の下地材の貫板を設置します。使用している貫板は防腐剤が塗布された製品を使用しています。貫板は棟芯と棟板金の芯を中心として棟板金の幅に合わせてビスで固定し設置します。
弊社では防腐剤が塗布されている木材の貫板を標準として使用していますがオプションで樹脂製貫板タフモックでの施工も可能です。タフモックとはポリスチレンにゴムを添加したハイインパクトポリスチレンを主材とした製品で水や水分に強く木材と比べて経年による腐食が起こりにくい製品です。
棟板金の施工です。棟板金同士の継ぎ目に内コーキングをして棟板金同士を連結させて下地材の貫板にスクリュー釘で固定します。ケラバとの取り合いは棟板金を巴加工しケラバ水切り板金に咬ませてかしめます。
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2025年1月23日 投稿者:小口