群馬県太田市 8寸勾配屋根のカバー工法 役物板金設置
群馬県太田市で急勾配屋根のリフォームカバー工事を行っています。今回の工事は8寸勾配のスレート材屋根の上からカバー工法という施工方法でガルバリウム鋼板材ニチハ横暖ルーフsを施工します。
今回は役物板金の加工と設置です。
まずはじめに軒先にガルバリウム鋼板材ニチハ横暖ルーフsのスターターとなる役物板金の唐草水切り板金を設置します。唐草水切り板金は雨水のオーバーフロー対策として既存のスレート材の出寸法と出が同様になる改修用ゼロスターターという製品を使用しました。
通常の唐草水切り板金ですとスレート材の出寸法から15mmほど出てしまい高さも出ますので雨水が雨樋に落ちずにオーバーフローしてしまうことがあります。せっかく屋根をリフォームしたのに雨水が雨樋に落ちなかったら意味がありません。
谷部には本谷板金を設置します。軒先部は本谷板金を流れた雨水が雨樋に落ちるように加工して納めます。本谷板金の継ぎ目には内コーキングをして板金同士を重ねます。
ケラバ部には改修用のケラバ水切り板金を設置します。ケラバ水切り板金の先端部は重箱加工して止まりにします。止まりにすることでケラバ水切り板金を伝った雨水が雨樋に落ちるようになります。
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2024年12月25日 投稿者:小口