藤岡市で外壁の塗装リフォームしました。付帯部のご紹介です
藤岡市で外壁の塗装リフォームを行いました。
今回は、塗り替え時に行うシーリング部の処理と、雨樋などの付帯塗装についてご紹介します。
シーリング（コーキング）とは、外壁材（サイディングボード）の継ぎ目を埋めるために施工する建材です。
気密性や水密性を得るために必ず必要なもので、防音や断熱にも影響します。
ボードとボードの隙間を埋めているのがシーリング（コーキング）剤です。
外壁塗装の際は、基本的に古いシーリング材を除去して新しく打ち換えます。
除去後の画像です。
青く見えているのはボンドブレーカーという建材です。
絶縁テープとも呼ばれます。
シーリング剤を打つ場所は、ボンドブレーカーの貼られた下地側と、双方のボード側面部の、3面に囲まれていることになります。
そしてシーリングは、ボード側面部の2面にだけ接着するように施工させれます。
3面でがっちり固定したほうが良さそうな気もしますが、家の外壁は、地震や台風などの影響で、わずかにズレたり、たわんだりしています。
そのわずかな動きに追従するためには、ある程度の柔軟性が必要です。3面接着では、動きに対応できないため、シーリング材の寿命を縮めてしまうことになります。
そこで、下地側への接着を防ぐために、シーリング剤とくっつきづらいボンドブレーカーが施工されます。
逆に、ボード側面部は少し粉っぽくなっていて、シーリング剤の接着が悪くなっています。
こちらはシーリング剤がしっかり接着しなくてはならないので、ボード側面部にはプライマーという下地剤を塗布します。
女性の方は聞き馴染みのある言葉かもしれませんね。
お化粧で使うプライマーと同様に、上から塗るもの、この場合はシーリング材の“のり”を良くする効果があります。
外壁の他に、軒天や雨樋、鼻隠しなどの付帯塗装もいたしました。
外壁の塗装では足場を仮設するため、必要な部分は一度に塗ってしまうことをオススメします。
付帯部のなかでも特に鉄の部分には、「ケレン」という下処理をします。
これは汚れや錆びを落とす作業で、塗料の付着を良くする効果があります。
どんなに良い塗料を使っても、下処理がきちんとできていないとすぐにダメになってしまいます。
将来のメンテナンスにかかわる重要な作業です。
当社では、屋根工事の他にも外壁のリフォーム全般を承っています。
また、外壁のリフォームはお住まいの印象を大きく変えることがありますので、先に画像でのシミュレーションを見ていただくことも可能です。
リフォームをご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。
シミュレーション・お見積りは無料です。
