高崎市、袖瓦が落下しているので、見てほしいとのご相談。
群馬県高崎市で袖瓦が落下しているとご相談がありました。
袖瓦とは屋根の妻側にあたる部分でケラバと呼ばれる箇所となります。
言葉ではわかりづらいので、見て確認していきましょう。
■袖瓦の落下。取り直しが必要。
瓦が外側に向かって倒れ込んでしまっていますね。この部分がケラバに取り付けられている袖瓦となります。
なぜ、このようになってしまうのか?
それは木下地の劣化が原因となります。
ケラバ下地に釘を効かせて、袖瓦を固定しているのですが、木下地が劣化すれば釘が抜けやすくなってしまいます。劣化の原因は経年劣化等がありますが、昔の造りですと雨仕舞が悪いことがあるので、雨水が差し込んで木下地の腐食が進んでしまったのが大きな原因となるでしょう。
袖瓦を取り直すことで、これらの問題を解決することができるので、ご提案していきたいと思います。
記事投稿者:篠原 2024/11/8