群馬県玉村町で瓦屋根の漆喰詰め直し工事を行いました
群馬県佐波郡玉村町にて、瓦屋根の漆喰詰め直し工事を行わせていただきました。
瓦屋根の漆喰は、隙間を埋めて雨水が入らないようにし防水性を高める上で必要不可欠なものです。
また、ちょっとした隙間でも侵入してしまう小動物の経路を経つにも役立ちます。
こちらが施工前の漆喰の状態です。
経年劣化によりポロポロと剥がれ落ちてしまい、棟に隙間が空いてしまっております。
棟瓦の土台を強固にする意味でも漆喰は役立ってますので、こうなってしまうと棟に歪みがでたり、それこそ棟が崩れてしまう原因となりますから、ある程度の築年数になったら瓦屋根のお家に住んでる方は漆喰のメンテナンスを検討し始めた方が良いでしょう。
鬼廻りの漆喰も完全に無くなってしまってます。
多少ですが、棟の歪みも見られましたので本来ならば棟瓦の積み直しをしたいところですが、予算や今後の住まいの都合上とりあえず漆喰だけをやる事になりました。
こちらが既存の漆喰を剥がしてる状況です。
今では使いませんが、昔のお家では葺き土の上に漆喰を塗っていたので、漆喰を剥がすとこのように土が見えます。
黒いなんばんという材料を新たに塗りました。
基本的に黒でやる事が多いですが、白ももちろんありますので、白がいい方は気軽に仰ってください。
白でやっても その時は綺麗ですが、時期に黒く汚れてきますので最初から黒の方が汚れが目立たなくていいかもしれません。
鬼廻りの漆喰もバッチリ完成しました。
ここは漆喰ではなくコーキングで施工しても問題ありません。
屋根は普段目に見えない所ですから、定期的にプロの屋根業者に点検してもらうと手遅れだったなんて事にならないと思いますので、少しでも不安やお悩みを抱えておりましたら浦部住総までお問い合わせください。
記事投稿者:大江 2024.10/12