群馬県伊勢崎市 白い欠片が屋根から落ちてきた 無料調査
群馬県伊勢崎市にお住いのK様からお問い合わせをいただきました。お問い合わせ内容としましては屋根から白い欠片みたいなものが落ちてきて心配なので点検をしてもらいたいとのことです。さっそく現地へ無料調査に伺わさせていただきました。
屋根材は乾式コンクリート瓦モニエルです。すでに廃盤となっている製品です。1970年代~1980年代に人気があった瓦ですね。2010年に廃盤となっています。
モニエルの表面にコケが生えてきてしまっています。モニエルの表面は着色スラリーやアクリル樹脂系の塗料で覆われているのでコケや藻が生えてきたら表面の塗膜が劣化しているサインなので塗装工事などのメンテナンスが必要です。
落下してきた白い欠片の正体は経年劣化により剥がれてしまった漆喰ですね。
剥がれ落ちてしまっている所や剥がれてズレてしまっている所が多く見受けられます。下地材に葺き土(屋根土)を使用し表面を漆喰で仕上げているのが昔の施工では多く見られます。漆喰の剥がれは経年劣化によるものなので施工上の問題はありません。
陶器瓦や粘土瓦、セメント瓦などは50年以上は持ちますがなにもメンテナンスしなくていいわけではありません。下葺き材や瓦桟木、漆喰などは経年劣化しますので屋根の状態を保守するためにはメンテナンスは必要です。
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2024年9月4日 投稿者:小口