埼玉県小川町で横暖ルーフαプレミアムSに屋根葺き替え工事
埼玉県小川町で屋根の葺き替え工事を行わせていただきました。
前回、既存の瓦を撤去しルーフィング作業までご紹介したので、今回は役物部材の取り付けからのご紹介となります。
まず軒先には唐草板金を取り付けます。
雨水を軒樋へと排水する為の大事な部材で、屋根の一番先端にあたりますから、きちんと固定されてる事を確認します。
妻側にはケラバ板金を取り付けます。
こちらも雨の通り道になりますからしっかり固定し、水の通る所には穴を空けて固定しないようにします。
そして本体を葺いていきます。
今回は、横暖ルーフαプレミアムSという金属屋根材を使用しました。
色はブラックです。
断熱材と一体になった遮熱性フッ素鋼板が使われておりますから、長い耐久性と共に建物へ良い環境を与えてくれます。
雪止めを付ける場合は躯体の真上の位置に取り付けるようにします。
屋根材に咬ませてビス3点留めです。
更にこの上に上段の屋根材が咬んできますから、よっぽど外れる事はないです。
棟部には木製の貫板を下地に設置しました。
最近では樹脂製の貫板をメインに使用しています。
貫板と屋根材の隙間はコーキングで埋めてあります。
そこに棟包み板金を被せ釘で固定します。
三又の部分や谷絡みは見た目も雨仕舞も良いように長年の技術を発揮しております。
そこも最後にシーリングで処理をして完成となります。
最終チェックと清掃を忘れずに行います。
綺麗になりましたね!!
これにて屋根葺き替え工事終了です。
記事投稿者:大江 2024.9/14