本庄市にてALCを塗装する為の現場調査
ALCを塗装する為の現場調査にお伺いしました。築17年経つお家なんですが、17年とは思えないほどに状態が良く綺麗です。築17年でここまで状態がいいと、良い物を使い、良い施工を施してあるのが十分に伝わります。現場調査なので採寸はもちろんするんですが、その際に隅々まで不具合や傷み、緊急性の高い症状はないかなど、まるで健康診断のように見て回ります。その中で見つけたのがヘヤクラックと呼ばれる髪の毛一本程度の細いヒビ割れだけでした。よーーく見ないと見えないレベルのヘヤクラックです。正直これがあるからって何かまずい訳では全然ありません。むしろ良い事なんです。この程度の傷みしかないんですから。これぐらいなら下塗り材で補えてしまうので無駄なお金もかかりません。
もう一つ強いてあげるなら、ちょっとしたコケです。しかもこれは北面の下の方に一か所あるだけでした。今の内に塗装してあげれば今の綺麗な状態を維持したまま何年も先まで保つ事ができます。塗装は極端に言うと悪い物を直す工事ではなく、それ以上悪くならないように守る、保護するための工事です。なので本来は悪くなってからやるのではなく悪くなる前に塗ってあげるのが正解なんです。コーキングごと吹き付けてあって一体化しているんですが、コーキングもまで柔らかく、肉痩せもないですし、切れ目もありません。これを撤去して打ち替えるとなると中々の金額がかかってしまうので、この上から塗装してあげるだけになりました。