富岡市でヒランビーのリフォーム工事。換気棟施工。
換気棟の下地に換気棟水切り板金を取り付けします。水切り板金を取り付ける前にルーフィングをカットし野地板を開口しないといけません。開口することにより小屋裏の通気がとれて小屋裏環境を守るんですね。通気をとらなければ換気棟を取り付ける意味がありませんからね。水切り板金は屋根材の下になるように取り付けが決められています。
ガルバリウム鋼板ヒランビーの平葺きが完了しました。屋根勾配が6寸勾配なのでガルバリウム鋼板だと滑ってしまい慣れている職人でないと立っているのも大変なぐらいです。屋根足場に引っ掛けられる作業台などを使用しながら施工しないと全然捗らないので作業台は必須です。
換気棟板金をマニュアル通り取り付けし貫板を65mmのビスで固定します。貫板は防腐剤塗布されている物を使用しています。防腐の貫板との通常の貫板では劣化のスピードが異なり防腐の貫板を使用した方が長持ちします。
棟包み板金のジョイント部には内コーキングをして風災の被害や雨水の侵入から屋根を守ります。内コーキングをするのとしないとでは棟包み板金の固定の強度に差が出ますのでしっかりとコーキングを入れます。
ケラバ水切り板金との取り合いは巴加工をしケラバ水切りに棟包み板金を咬ませます。板金はパッと見て目に見えるので職人の腕の見せ所です。色んな所で使われる板金はすべて職人の手により加工されているんです。