軽井沢で屋根リフォーム工事の細かい部分、役物板金
長野県軽井沢町で屋根葺き替え工事をしています。
今回はあまり見ることのない屋根工事の細かい部分を紹介していきます。
お客様が読んでも「へえ~」という感想程度になるかもしれませんが、今後の参考程度に見てください!
■屋根葺き替え工事(役物板金)
野地隠しに使われる板金ですね。軒先やケラバの下場は野地板が丸見えになるので、腐食防止のために板金で隠します。
最近の新築工事では、野地隠しは一般的になってきましたが、昔の造りだと野地が見えていることが多々ありましたね。
ケラバ板金になります。
屋根材の小口隠しの他に、雨水がケラバの水切り内を通って軒先に流れる仕様になります。
逆ケラバ板金になります。
ケラバの反対側だから「逆」ケラバですね。外壁も絡んでいるため、板金を立ち上げてコーキング処理をする必要があります。新築でしたら、外壁内にこの立ち上がりがあるのですが、リフォームの場合、外壁を剥がすわけにもいかないので、外壁に板金を留めます。
母屋部分のケラバ板金です。
ケラバ板金のときに紹介した雨水の流れ方がこれでわかりますね。
雨水が差し込まないように下から板金重ねていかなければいけません。
棟板金の下地である、貫板です。
横暖ルーフSは厚みがありますので、赤枠内の貫板と屋根材の間のすき間が広くなってしまいます。雨水が差し込むと腐食の原因になるので、コーキングで塞いでいきます。
コーキング処理は至るところでおこなわれます。
コーキング工事は防水工事に分類されるので、それほど雨漏り防止に貢献しています。
見積書を見ると難しい専門用語が出てくると思いますので、わからないことがあればお気軽にご質問ください!
前回の現場レポート⇒「断熱性、遮音性を兼ね備えた高耐久金属屋根で施工、軽井沢」
記事投稿者:篠原 2024/08/22