群馬県みどり市 スレートからディプロへ葺き替え 棟板金仕上げ
群馬県みどり市で屋根の葺き替えリフォーム工事を行っています。今回の工事は既存の屋根材スレート瓦レサスを撤去しジンカリウム鋼板材ディプロマットスターへ葺き替えます。
今回は棟板金での仕上げ施工です。今回は同質棟板金ではなく通常の棟板金での施工です。
換気棟の設置をするのに開口をして通気を取ります。換気棟は既存の位置と同一に設置しました。換気棟を設置することにより湿気や熱気を放出し小屋裏環境を整え木造住宅の長寿命化に貢献します。新築工事でも7~8割換気棟の設置をしています。通気を取ることがそれだけ重要だということですね。
棟板金の下地材の設置です。今回使用した下地材は防腐の貫板です。貫板を棟板金の巾に合わせてビスで固定します。ディプロマットスターの段差部分にすき間ができてしまいますのでシーリング材で防水処理をします。
棟板金の施工です。棟板金の重なりが水上に向かないように水下から水上に向かって取り付けます。軒先部分の出隅は棟板金を剣先加工して納めます。棟板金同士の繋ぎ目には内コーキングをして棟板金同士を連結させ下地材にスクリュー釘で固定します。
隅棟から大棟など棟がぶつかる部分は棟板金を加工しすり合わせて納めます。棟板金の芯を棟芯に合わせながら納めるときれいに納まります。
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2024年8月20日 投稿者:小口