群馬県伊勢崎市にて屋根カバー工法の仕上げに棟部の工事を行いました
群馬県伊勢崎市にて屋根カバー工法工事を行いました。
元々はアスファルトシングルという屋根材で、新たにガルバリウム鋼板の横暖ルーフSのブラックを使用しました。
今回は、最後の仕上げ作業で棟部分の施工についてご紹介いたします。
大棟・隅棟ともに、棟部の下地には木製の貫板を使用しました。
最近では樹脂製の物を使う事も増えてきましたが、まだまだ木製も使っております。
貫板をビスで留め、屋根材と貫板の取り合いはシーリング材で防水処理してあります。
透明なのがシーリング材です。
その貫板に対して棟包み板金を釘で固定し、棟包み板金のジョイント内部にもシーリングを打ち、強度アップと止水処理をします。
今回の現場は換気棟という屋根裏換気の部材が付きますので、野地板もルーフィングも切って、屋根を開口します。
もちろん、空気は通すけど水は通さない造りになってますのでご安心してください。
過去に換気棟から雨漏りしたという話は一度も聞いたことがありません。
台風などで棟が飛ばされれば話は別ですけどね。
棟が三方向に分かれる三又の部分もシーリングを打って、最後に屋根全体を綺麗に掃除すれば、カバー工法完了です。
綺麗になるだけでなく耐久性も増しますので、長い目で見ると塗装よりもコスパが良くオススメです。
記事投稿者:大江 2024.3/1