前橋市でコロニアルへ葺き替え工事。隅棟換気の施工。
隅棟換気の下地です。そもそも隅棟換気ってなに?という人も多いと思いますが隅棟換気とは大棟ではなく隅棟に取り付ける換気棟です。なぜ隅棟に取り付けるのかというと大棟の長さがなく大棟に換気棟が施工できなかったり写真のように方形屋根の場合に大棟では通気がとれませんね。なので隅棟で通気を取ります。通気をとることによって小屋裏の結露などから小屋裏環境を守ってくれ夏の暑い日でも熱気がこもらずに室内環境の気温の低下にもつながります。
隅棟換気棟の下地です。ルーフィングを貼る前に既存の野地を開口しておき野地を上貼りした時にルーフィングを貼る前に開口しておくとルーフィングを切ればいいだけなので後が楽ですね。隅棟の棟芯を出したら隅棟換気棟の水切り板金を取り付けます。
使用しているコロニアル材はKMEWさんのコロニアルクァッドのココナッツブラウンです。隅棟の部分がカットされているのは雨水が回らないように角を落としておく必要があるんですね。隅棟換気の水切りの前後に25mm~35mmぐらい隙間を空けて貫板を固定します。
水下から隅巴板金の取り付け棟包み板金を付けます。隅棟換気棟は水下は棟包み板金の上に被せ水上は隅棟換気棟の上に棟包み板金を被せます。そうすることで雨水が水上から水下へ流れるのに雨水が侵入することを防げます。