安中市でカバー工法。切妻屋根の棟違い葺き下がり。
切妻屋根の棟違いの葺き下がりです。既存の屋根材はスレート瓦でディプロマットへカバー工法の現場です。棟包み板金をバラシて屋根材の上から野地を貼りルーフィングは日新工業さんのアスファルトルーフィングのカラールーフィングを使用しました。
棟違いというのは写真のようにケラバを下ったところに大棟があるような大棟が段差になっている屋根の形状を言います。葺き下がりというのは軒先からケラバで下りまた軒先があるのを葺き下がりといいます。簡単にいうと棟違いは棟が段違いになっていて葺き下がりは軒先が段違いになっているということですね。
棟違いの中の妻と並行がとケラバが絡むところの写真なのですが高さがなく手が入りません。板金の施工をするどころではなく野地すら貼れません。なので破風を板金で覆って軒天側はコイルの板金で現地加工してこの部分はすべて板金で納めることになりました。
軒先の唐草板金の施工です。唐草板金は強度を出すため45mmのビスで留めます。唐草板金は板金屋根に使用される軒先の水切り板金です。なぜ板金屋根に使用されるかというと板金を咬ませられるように加工されているからです。
唐草板金の取り付け完了です。唐草板金は50mmづつ被せて取り付けることにより強度が出て風災の被害を受けにくくなります。