★火災保険とは?自然災害で大事な住宅に被害があった方へ★
こんにちは!㈱浦部住総です!
今回は地球温暖化の影響か、自然災害が多発する日本で利用できる【火災保険】について紹介していきたいと思います!!名前のせいか「火事」のときにしか使えない。と思っている方がいらっしゃいますが、じつはそうではないんです!!
■火災保険の概要
そもそも火災保険って何を対象にしている保険なのか?というのを説明していきたいと思います。
火災保険とは「住まいが火災(風災、雪害、雹害等の自然災害の他、水濡れ・爆発等の屋内の事故も含む)によって損害を被ってしまった場合に保険金を受け取れる制度」となっております。また、火災保険で対応できない「地震・噴火」等の被害の場合は地震保険というものがあります。この保険は火災保険と併せて契約しなければいけないので、地震保険のみに入るということができません。
■火災保険が実際に適用された実例
火災保険の詳しい内容は保険会社さんに任せるとして、こちらでは実際に適用された実例を紹介していきたいと思います。ここが一番気になるところですからね!
風害の実例
※棟板金が強風により剥がれてしまっている。
※突風で縁側の波板が吹き飛ばされてしまった。
雪害の実例
※雪の重みで軒樋がヨレてしまった。
※ジョイント部分が雪の重みで外れてしまい、雨漏り状態。
雹害の実例
※雹害によりコロニアル材が広範囲に砕けてしまった。
※ゴルフボール大のひょうが落下すると、波板もこのように。
※ひどい地域は雨樋が虫食い状態な被害に遭っています。
お見せしたのは、ほんの一部ですが、ほとんどが「火災保険適用」となっています!!(※火災保険の内容により、減額されるケースや上限が決まっています。)
■火災保険を利用するにあたっての流れ
まずはお手元の保険証券を確認してください!
長年、住んでいますと火災保険はいっか。と火災保険を抜けているケースがあります。もちろん、保険加入期間の損害でなければいけないので、被害が出たからと慌てて加入しても間に合いません。まずは転ばぬ先の杖を!
さて、実際に被害に遭いましたら、まずは保険会社さんに連絡してください。
いつの損害なのか?どんな状態なのか?を聞かれますので、わからないときはわからないと答えましょう。
そうすると書類が送られてきまして、「被害箇所の写真」と「修繕にかかる見積書」の返送をお願いされます。ここで我々、工事店の出番となるわけです!!
雹害を修繕するにあたって、保険会社さんにもわかりやすいように文言をいれ「御見積書」を作成し、どの箇所がどのように被害に遭ったのかを全景、近場の写真を添付します。
その後、保険会社さんからお客様もしくは工事店の方に確認の連絡がきて、問題がなければ保険金が無事おります。(問題があった場合は、調査員(アジャスター)がお家の状態を見に来ます。不正をしているわけではないので心配しないでください!)
■最後に
いかがでしたでしょうか?
火災保険はいざというときに役立つ制度なので、もし加入されてしない方は改めて検討してみては?
また、被害に遭っているけど、そのまま放置してしまっている方は適用期間が決まっていますので、ご検討してみては?
記事投稿者:篠原 2023/07/24