群馬県藤岡市で緑の洋瓦から黒の瓦屋根へと葺き替えました。
群馬県藤岡市で屋根の葺き替えを行っている現場になります。
先日お客様から屋根の瓦が傾いていると連絡を頂き現場に駆け付け調査を行ったところケラバの部分の瓦が傾いていたり釘が浮いていたり、ずれているなどの状態が分かりました。そこで、お客様とお話し合いをしたところ今回は葺き替え工事をすることになりました。
なので、今回は葺き替え工事の様子をご紹介していきます。
既存の瓦を棟側から撤去を行っている途中段階の様子になっています。
既存の屋根使われていたのは、緑色の洋瓦でした。
既存の瓦を撤去をしていくと鳥の巣が出てきました。
これは瓦の間にできた隙間から鳥が侵入してしまったんだと思います。
この後新しいルーフィングを上張りしていくので、綺麗に除去していきます。
既存のルーフィングの上にあった桟木も撤去をします。
それが終わったら、次に新しく張っていくルーフィングを既存の物に上張りを軒先側から敷いていきます。
今回、上張りに使ったのは「改質アスファルトルーフィング」です。
使う桟木を大体の位置に置いておきます。
今回は防腐剤が塗ってある桟木を使っていきます。
桟木は瓦を引っ掛けるための土台になるので瓦の大きさに合わせて曲がらないように気をつけながらまっすぐに固定をしていきます。
上の写真が綺麗に設置が終わった後の屋根の様子になっています。
瓦を新しく葺き替えていく準備が整ったので、瓦の設置を軒先側から行っていきたいと思います。
軒先側から新しい瓦を葺いている所の様子になっています。
今回洗いを受けたお家の屋根はあまり見たことがないような片流れと切妻屋根が組み合わさったような形状をしていました。
屋根の面積的には全部合わせると大きいと思います。
雪止めの設置も行ったんですが瓦の場合、最初から瓦自体についているものもあるんですが今回はほかの屋根材と同じく後付けの雪止めを使いました。
棟の部分までたどり着きました。
棟の部分に黒の漆喰の詰めていきます。
詰め終わったら、片流れ専用の棟瓦(冠瓦)を設置していきます。
片流れの場合、熨斗瓦を使って積み重ねは行いませんので直接、漆喰の上に冠瓦をのせていきます。
完成した屋根の様子が上の三枚の写真になっています。
既存の屋根のカラーは緑色でしたが、今回のカラーはブラックを使いました。
洋風の雰囲気は変えないように少し明るめの黒系の瓦を使いました。緑から黒に変えたことによって、クールな屋根の仕上がりとなりました。
先日、工事を行う前に現場調査に行った時の屋根の状態のご紹介についてはこちら。