藤岡市のカバー工法.雪止め撤去、下葺き(アスファルトルーフィング)の作業
今日お伺いしたのは藤岡市のとあるお宅。スレート屋根が所々割れていて何度かコーキングで処理した跡があります。しかし雨漏れが心配という事で今回カバー工法で屋根の葺き替えを提案させてもらいご依頼いただきました。
葺き替えするにあたりスレート瓦を剝いで野地を張り替えて瓦を葺き替えると大工事になり予算も合わないとゆうことで葺き替え工事でもわりとお手軽なカバー工法での施工になりました。
まずは雪止めの撤去です。
電動サンダーで切断します。雪止め金具は雪が積もった時に溶けた雪が一気に落ちないようにする為の役割を果たしています。これだけスレート瓦が劣化しているとさすがに滑るので要注意ですね。雪止めの撤去が終わったら次は棟板金の撤去です。釘で留めてあるので全部抜いて棟板金をバラします。その後棟板金の下にある貫をバラします。
雪止め金具の撤去と棟板金の撤去が終わったら次はアスファルトルーフィングでの下葺き作業です。ルーフィングとは野地を雨から守る為の防水シートのことを言います。施工はマニュアル通りに上下重ね100mm以上。横重ね300mm以上。
隅棟は隅芯から100mm以上。もちろんちゃんと重ねます。大棟は棟芯から250mm以上。ルーフィングをちゃんと施工してこその屋根屋さんですね。ルーフィングの施工が悪いと雨漏れの原因にもなるので要注意です。