群馬県高崎市で棟瓦が劣化していたので、取り直し工事をおこないました
群馬県高崎市で「棟瓦の取り直し工事」をおこないました。
まずは現地調査したときの棟瓦の様子を見ていきましょう。
■棟瓦の状態
劣化した漆喰と、まだ状態のいい漆喰の差が歴然ですね。
丸瓦を固定している釘が浮いてしまっています。これではほぼ固定されていないようなものなので危険ですね。
瓦のハテ(小さい瓦)がズレ落ちてしまっています。
棟瓦は経年劣化と地震の影響でこのように劣化してしまっています。
■棟瓦の取り直し工事
丸瓦を外して、漆喰、野縁を撤去・清掃していきます。昔の漆喰は中に泥を詰めて、漆喰で固めるという工法で施工してあります。
耐震金具を新たに取付します。この金具があるだけで地震に強い棟瓦をつくることができます!
新たに野縁を取り付け、「なんばん」で塗り固めていきます。今では漆喰で仕上げることがほとんどなので、相当丈夫な造りとなります。
棟瓦も釘で留めるのではなく、パッキン付きのビスで留めさせていただきました。最後に三又部分をコーキングで雨仕舞したら作業は完了です。
瓦は100年もつと言われていますが、やはりメンテナンスは必要です。瓦屋根であれば20年ごとにメンテナンスをおこなえばほぼ問題はおこらないので、瓦屋根でお悩み事・お困り事がありましたら、お気軽にお問い合わせください!⇒【無料でお問い合わせ】