屋根修理の費用っていくら?屋根リフォーム業者・屋根修理業者の選び方
群馬県藤岡市の㈱浦部住総です!
今回紹介していくのは屋根修理の費用・屋根リフォーム業者、屋根修理業者の選び方です!屋根は普段目につかないところだから、メンテナンス・リフォームの時期の見極めが難しいものです。
屋根のプロフェッショナルである㈱浦部住総が細かいところまでご紹介していきます!
■屋根材別に考える、屋根修理、リフォームの方法
屋根材 | 耐久年数 | メンテナンス時期 |
アスファルトシングル | 10~15年 | 10年 |
スレート(コロニアル) | 15~18年 | 10~15年 |
瓦(陶器) | 50年以上 | 20~30年 |
金属屋根 | 30~40年 | 20~30年 |
1.アスファルトシングル
アスファルトシングルはガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付けたシート状の屋根材です。カラーバリエーションも豊富で、アメリカでメジャーに施工されています。
メリットは安い・割れない・錆びない・軽いといった点です。
デメリットは強風で剥がれたり、吹き付けた石粒が年々落ちてしまうことです。
リフォーム・メンテナンス方法は屋根塗装(水性のみ)・屋根カバー工法・屋根葺き替えが挙げられます。アスファルトは溶剤塗料ですと溶けてまうため、水性でしか塗れません。
2.スレート(コロニアル)
スレート(コロニアル)はセメント・繊維質を混ぜ合わせ、圧縮して板状にした屋根材です。
メリットは安い・軽い・デザインが豊富といった点です。一番使われている屋根材ですので価格が安いのがいいですね。
デメリットは汚れやすい・割れやすい・寒冷地では不向きなところです。多少の凹凸のあるデザインなので汚れが溜まりやすく、経年劣化や強い衝撃で割れてしまうことがあります。
リフォーム・メンテナンス方法は屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替えが挙げられます。
3.瓦(陶器)
瓦(陶器)は粘土を瓦のカタチに形成し、焼成することで出来上がる昔からの屋根材です。昔は和瓦ばかりでしたが、平瓦・洋瓦のようにデザインが豊富となっています。
メリットは高い耐久性・遮音性、断熱性に優れているといった点です。
デメリットは重い・価格が高い・リフォームのさいに費用が掛かりやすいところでしょう。
リフォーム・メンテナンス方法は屋根葺き替え・屋根葺き戻し・棟取り直し・漆喰詰め直しが挙げられます。
4.金属屋根
金属屋根とは折板・横葺き・縦葺きと形状が様々で、トタン・ガルバリウム・チタンと金属の種類も豊富です。
メリットは軽量・加工しやすい・雨漏りに強い点です。
デメリットは遮音性、断熱性が低い・錆びやすいことが挙げられます。ただ、現在は断熱材が裏貼りされたものもありますので、デメリットが少なくなりつつあります。
リフォーム・メンテナンス方法は屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替えが挙げられます。
■工事別に考える、屋根修理・リフォームの費用
施工方法 | 費用 | 備考 |
屋根塗装 | 30~60万円 | 塗料のランクで変わります |
屋根カバー工法 | 60~100万円 | 屋根形状で変わります |
屋根葺き替え | 90~150万円 | 屋根形状で変わります |
棟取り直し | 40~60万円 | 辺の段数により変わります |
棟板金交換 | 20~30万円 | 屋根の形状で変わります |
屋根葺き戻し | 10~30万円 | 雨漏り箇所のみの部分補修の場合(4~10㎡) |
漆喰詰め直し | 20~40万円 | 鬼瓦の数により変わります |
※30坪を想定して。足場は別途。
1.屋根塗装
屋根塗装の最大の目的は屋根材の保護にあります。美観を整える意味もありますが、屋根材の劣化を食い止めるための工事であって、屋根材を元の状態に戻すものではありません。
水性、溶剤、ウレタン、シリコン、フッ素、無機、遮熱塗料と様々な種類がランクによって費用や耐久年数が変わってきます。5~25年と耐久性に幅がありますので、予算やメンテナンスの目的別に検討してみてください。
2.屋根カバー工法
屋根カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根を重ね葺きする工法で、被せる屋根材によって耐久性は変わってきます。また、①既にカバー工法済み ②下地の劣化が顕著 ③瓦のような凹凸のある屋根 の場合はカバー工法ができないので注意が必要です。
被せる屋根材はガルバリウム鋼板製が圧倒的に人気です。
3.屋根葺き替え
屋根葺き替えは既存の屋根材を剥がし、下地から造り直す屋根工事となります。実は定期的に屋根材のメンテナンスをおこなっていても、屋根の下の野地板・ルーフィングは下写真のように劣化が進んでおります。雨漏りの原因は屋根下にあるルーフィングの劣化がほとんどです。
費用は一番割高となってしまいますが、下地からのメンテナンスが可能なので、お家を長持ちさせることができます。
4.棟取り直し
瓦屋根の棟を撤去し、新たに積み直す屋根修理となります。東日本大震災のときにこの棟瓦が崩れ落ちた様子が記憶に新しいですね。昔の漆喰は中に土、外側に漆喰といった塗り方でしたので、耐久性・耐震性に不安がありましたが、現在では漆喰のみで仕上げることがほとんどなので、一度メンテナンスすれば当分心配はありません。
5.棟板金交換
屋根のてっぺんにある板金を交換する工事で、棟板金の下地である貫板の劣化により棟板金が強風で飛散するといった事故が多々起きています。
基本的に貫板の交換から工事しますので、釘が浮いて見えていたり、板金が浮いて見えたら、早めの検討をオススメしています。
6.屋根葺き戻し
屋根葺き戻しとは雨漏り修理のときに多用される工法で雨漏り箇所を部分的に剥がし、下地から調整して元の屋根材をつかって復旧する工事です。
雨漏りした際の部分的な屋根修理となりますので、予算の都合が合わないときに検討してみてください。
7.漆喰詰め直し
既存の漆喰が剥がれ、中の土まで見えてしまっているときにおこなわれる屋根工事です。既存の漆喰を剝がせるところまで剥がし、新しく漆喰を詰め直していきます。
漆喰のない状態が続きますと雨漏りに繋がりますので、気づいた時には検討してみてください。
■最後に
いかがだったでしょうか?
お客様のお家のカタチや立地条件によっては工事方法が変更・金額が前後することがありますが、参考になれば幸いです。
屋根修理業者・屋根リフォーム業者を選ぶ際には①その会社が何を専門としているのか? ②施工実績は豊富なのか? ③担当者との相性が良いのか が重要となってきますので、お悩み事・お困り事がありましたら、お気軽にお問い合わせください!⇒【無料でお問い合わせ】
群馬県・埼玉県で屋根リフォーム業者・屋根修理業者をお探しなら、ぜひ浦部住総まで!!