埼玉県神川町にて改質アスファルトルーフィング「カッパ23」で下葺き作業
埼玉県児玉郡神川町にて、アスベストが入ってなく塗れない屋根材として知られる、ニチハのパミールというスレート屋根に、ガルバリウム鋼板でのカバー工法を用いて改修工事を行ったお宅です。
こちらがパミールの正体です。
所々こういった層間剥離が起きてしまうのがパミールの特徴です。
上記写真は現場調査時の施工前の屋根の状態です。
遠目で見ると分かりにくいですが、近くで見るとボロボロです。
ここから足場を組んで弊社の屋根職人が作業に取り掛かります。
まずは、既存の棟板金を全て撤去します。
あいにくの天気でしたが、4寸勾配ですので普段通りに作業できました。
棟板金の下には木下地の貫板がありますので、そちらも全て取り外します。
棟板金が差し棟の場合は、既存をそのままで施工できます。
そして、二次防水材となる防水シートを屋根全面に張る下葺き作業を行います。
下葺き材は、改質アスファルトルーフィングのカッパ23を使用しました。
カッパ23は、アスファルト含浸紙に改質アスファルトを被膜し、表面に鉱物質粉粒を圧着、そして特殊合成樹脂を塗布し、裏面には合成繊維不織布をラミネートした高耐久の屋根下葺き材です。
パミールなどのスレート屋根にカバー工法で下葺きをする際は、新築とは違いタッカーが使えないので、板金の上から釘打ち機を用いて固定していきます。
屋根にとって下葺きは凄く重要なものであり、もちろん屋根材本体が一次防水材にはなりますが、極端な話しルーフィングさえしっかり施工されていれば雨漏りする心配はありません。
弊社では、スレート屋根に対し圧倒的にカバー工法をオススメしています。
ご自宅の屋根がスレート屋根で、それなりに年数が経っていましたら、ご相談からでも構いませんので、弊社までお問い合わせください。