カバー工法で屋根のリフォーム工事。ガルバリウム鋼板材本葺き。
今回はカバー工法で屋根のリフォーム工事をしている現場の本葺き作業を行いましたのでご紹介します。カバー工法とは既存の屋根材を剥ぎ降ろさずに屋根材の上から重ね葺きする施工方法です。今回使用した屋根材はガルバリウム鋼板横暖ルーフSという製品です。
本葺きをする前に軒先に唐草水切り板金を取り付けします。唐草水切り板金はT字になっていてガルバリウム鋼板材を引っ掛けるような形になっています。横暖ルーフだけでなくガルバリウム鋼板材全般を本葺きするのに必要な役物板金です。
本葺きの様子です。今回使用している雪止め金具は先付け用を使用しました。455mm間隔で千鳥配置での設置です。隅棟部は隅芯で屋根材を斜めにカットしています。
雪止め金具は芯割をして垂木位置に固定していますので隅棟部の上から見ると左右対称に見えます。屋根材の隅を縦にカットしているのは雨水が隅棟部に回らないように縁切りする肩落としという施工方法です。