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ホームページを見て依頼しました。
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工事内容と金額が魅力的で、担当の人柄も良かったので頼んで良かったです。
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群馬県藤岡市で築9年経っているK様のお家です。前々から10年経過する前に屋根だけは塗装をしとこうと、かなり意識の高いお考えをしていたそうでホームページを見てご依頼頂きました。実際に現場調査をしに行ってみるとまだまだ綺麗な状態ではありました。が、塗装工事について勘違いをしている方が実は沢山いらっしゃいます。塗装とは、お家がこれ以上悪くならないように守る為のもので新しく直す工事ではございません。なので本来、悪くなる前に塗り変えるのがベストですから今回ご依頼頂いたK様は塗装について凄い理解してるんだなあと思いました。着工したらまずは足場を組み外周にメッシュシートを張ります。
次に洗浄を行うので周りに水やゴミが飛ばないようにメッシュシートを掛けとかないと、ご近所さんのお家がとんでもない事になってしまいます。ガソリンエンジンのかなり強い圧で洗浄してくので思ったより飛散します。窓などもしっかり鍵を掛けておかないと水圧で空いてしまう事があるぐらいです。ただ、それぐらい塗装をする前において洗浄が大切という事です。
洗浄を終え屋根がしっかり乾いたら下塗りをしていきます。菊水化学工業㈱さんから出ている浸透性プライマーEを使います。基本はローラーでコロコロし、細かい所は刷毛を使って手作業で塗ります。下塗りとは分かり易く言うと上塗りとの接着剤みたいなものです。下塗りをいい加減にやると上塗りをした時に塗料がちゃんと乗らず浮いてしまい、本来の耐用年数ほど持ちません。なので塗装において洗浄から下地処理、下塗りまでが一番重要と言っても過言ではありません。
下塗りを終えるとこのようになります。
上塗りをする前に屋根材にタスペーサーを入れ縁切りし隙間を作ります。隙間のある箇所は問題ないです。隙間を作ると雨漏りするんじゃないかと思うのが普通だと思いますが、実は逆なんです。隙間がないと雨水の排出先がなくなってしまうのでかえって危険です。昔はこれを全て塗り終わった後にカッターナイフや皮スキでやっていたそうです。
こうしてやっと上塗りに進みます。ここで水系ファインコートシリコンの艶有を塗り、色と塗膜に厚みをつけていきます。艶有・7分艶・半艶・3分艶・艶消しとあり、耐候性と低汚染性に優れた微弾性の塗料です。
1回目の上塗りを終えた様子です。
乾いたら2回目の上塗りをし、色を仕上げ塗膜も既定の厚みになるようにし完成になります。下塗りも合わせると合計で3回塗りします。
元は黒でしたが綺麗なブラウンに仕上がりました。耐用年数は10年~15年となっているので、その時また声をかけて頂けるような会社であり続けたいと思います。最後に足場をばらして工事完了です。
工事のきっかけ
築10年になる前に屋根だけは塗装をしておきたいとのお考えだったようで、ホームページを見てお問い合わせいただきまして、シリコン塗料でのご提案をさせてもらいました。