藤岡市でスレート屋根に遮熱塗料を塗る屋根塗装工事の現場です
群馬県藤岡市で屋根塗装工事の現場です。スレート系のコロニアルクァッドという種類の屋根材が葺いてあり、セメント素材で出来ている材料なんですが経年劣化と共に表面の塗膜が剥がれ地が見えてしまっている状態です。工場作成時に塗られている塗料の耐久年数は約7～10年と言われています。このお家は築13年なんですが立地的に陽当たり、風当たりが強く、雨が降る度に水分を吸って乾いての繰り返しが早いので傷む進行速度が早いようです。
その為、お客さんから現場調査の段階で遮熱塗料での施工をお願いされていました。遮熱塗料とは、読んで字のごとく陽射しによる熱を遮断してくれる材料です。最近では温暖化と共に頼まれる人がドンドン増えてるような気がします。
それでは施工のご紹介です。まず足場を組み、メッシュシートを外周りに張ります。高圧洗浄をするのでご近所さんのお家に水滴などが飛ばないようにします。綺麗に今まで溜まった埃や汚れを洗い流したら、乾かないと次の作業が出来ないので屋根のみの塗装の場合だいたい洗浄日は半日程度で終わります。次の日から下塗りに入ります。
今回使う塗料は日本ペイントさんのサーモアイシリーズです。下塗りにはサーモアイシーラー、上塗りにはサーモアイSiを塗りました。サーモアイSiはグレードで言うとシリコン系にあたります。詳しく言うと2液弱溶剤シリコン系屋根用高日射反射率(遮熱)塗料です。平部はローラーでコロコロし、細かい所は刷毛で、全て手作業で行います。吹き付けだと塗膜に規定の厚みが付かないので防水効果も遮熱効果も減少してしまいます。手作業でしっかり3回塗りする事で初めて効果が表れます。
