富岡市にて瓦屋根の雨漏り調査
【雨漏り調査】
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富岡市のお客様より雨漏り調査のご依頼を頂戴いたしましたので、現場調査に伺わせていただきました。
既存屋根材は日本瓦(和型瓦・いぶし瓦)で、築48年経つ昔ながらの立派なお宅です。
瓦屋根の構造は、垂木(たるき)という屋根の骨組みの上に野地板と呼ばれる板を張ります。その上にルーフィングと呼ばれる防水シートを張り、瓦を引っ掛ける為の瓦桟(かわらざん)という木の棒を取り付けて、瓦を引っ掛けるようにして屋根瓦を葺きます。
〇野地板
日本瓦は耐久性・強度ともに高く、台風や竜巻、地震などの影響さえなければ100年持つと言われています。
また、瓦そのもの自体はメンテナンスフリーで塗装などの塗り替えも必要はありません。
しかし、瓦自体はメンテナンスフリーでもルーフィングと呼ばれる防水シートは劣化していきます。
種類によって違いますが、アスファルトルーフィングの寿命は10~20年、雨漏りを最終的に防いでいるのはルーフィングですので、それが破れたり割れたりしてしまいますと、雨漏りする原因になります。
もちろん瓦が一次防水材ですから瓦が正常に葺かれていることも当たり前に大事ですが、ルーフィングも何より大事です。
瓦には漆喰(しっくい)と呼ばれるものが使われております。
漆喰は、棟瓦の隙間を埋めているもので、棟瓦の固定にも影響しています。屋根の内部に水が入るのを防いでいるとも言えますが、実際に漆喰の劣化から雨漏りすることはほとんどありません。
漆喰は15~20年程度で劣化し始め、欠けやひび割れが見られるようになります。
今回お伺いしたのは雨漏り調査ですから、これまでの経験を基に瓦屋根の雨漏りする可能性が高い所を順番に見ていきました。
瓦屋根で圧倒的に多い雨漏りの原因は、平場のルーフィングが破れていることです。
晴天の日に怪しい場所の瓦を数枚剥がしてみると、一ヶ所だけ雨染みが残ってるとこがありました。やはり平場からの雨漏りでした。
漆喰も劣化してるところがあったのでそこの修理と、少しでも工事費用を抑える為に一部葺き直し工事をご提案しました。
雨漏り調査は数ある仕事の中でも非常に難しい部類です。全てが明らかに見て分かるような雨漏りなら良いのですが、現実そう甘くはありません。
弊社には雨漏り診断士協会認定の自慢な雨漏り診断士がいます。雨漏り調査の際に必ず雨漏り診断士が伺えるとは限りませんが、出来るだけ雨漏り診断士が雨漏り調査に行くようにしています。
雨漏りする前に定期的なメンテナンスをしておく事が一番望ましいですが、いざなってしまったものは仕方ないので、その際は、弊社までお問い合わせください。
弊社は群馬県内・北埼玉を中心に皆様のホームドクターとして、地域の皆様が安心して暮らせるよう、屋根工事・外壁工事・外装リフォームなど、戸建て・アパート・工場に限らず屋根や外壁の修理・施工を行っております。
建物のことでお困りの際は、(株)浦部住総までご連絡ください。
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