館林市で軽くて丈夫なガルバリウム鋼板への屋根葺き替え工事
群馬県館林市で屋根葺き替え工事を行っております。
今回は、役物取り付けから本体葺き、仕上げ工程についてご紹介します。
前回の既存瓦撤去～下葺きまではこちらからご覧ください。
今回の現場の屋根形状は切妻屋根という一番シンプルな形をした屋根です。
屋根てっぺんから地面に向かって斜になってる端の部分をケラバと言い、そのケラバが終わった軒樋の付いている部分を軒先と言います。
ケラバ、軒先ともにそれぞれ専用の水切り板金を先に取り付けます。
そして本体葺きです。
今回使用したのは、ガルバリウム鋼板と呼ばれる軽いのにとても丈夫な金属製の屋根材です。
商品名はニチハの横暖ルーフS(ブラウン)です。
長期メーカー保証も付いている超高耐久屋根材となっており、表面は遮熱鋼板、裏面には断熱材が一体型になっているので、断熱性・遮熱性、更には防音性能まで発揮することのできる屋根改修工事では今では主流となったガルバリウム鋼板です。
水下から屋根てっぺんまで屋根材本体を葺いたら棟工事に取り掛かります。
切妻屋根なので、大棟という一番高い所にあたる棟のみになります。
棟板金下地として貫板という木材を取り付けるのですが、本来はこういった色をしておりません。
木ということで、極力腐らないように防腐剤が注入してある為こういったピンクっぽい色となっております。
そこへ棟包み板金を被せ固定し、屋根全体を綺麗に清掃すれば瓦屋根から軽くて丈夫なガルバリウム鋼板への葺き替え工事は完了となります。
瓦の時と比べると断然屋根が軽くなったので耐震性は非常に増したと思います。
ガルバリウム鋼板ということで、しばらくメンテナンスも必要ないですし、長い間安心して過ごすことができますね。
この度は、ご用命いただき本当にありがとうございました。
