群馬県桐生市コロニアルへ葺き替えの現場。貫打ち、棟取り。
平板瓦からコロニアルクァッドのココナッツブラウンへ葺き替えの現場です。
コロニアルの平葺き施工は終わっている状態です。
雪止め金具もちゃんと付いてますね。
コロニアルクァッドは平板瓦よりも軽くカラーバリエーションも豊富なので近年では新築工事なのでもよく見られます。
さて貫板を打っていきます。隅棟の貫板は隅木に打ちます。貫板の端に打ってしまうと隅木に当たらないため強度が出ません。65mmのビスで打っても台風などの風災で被害にあう事もあります。
大棟は垂木に65mmのビスで打っていきます。貫板を打つ時に隅芯から均等に離して施工します。この貫板の幅が広すぎてもダメで狭すぎてもダメです。
棟包み板金も切った半端のものも、写真のように真っ直ぐに線を引き、板金つかみで切り口を内側に折り込んであげると切り口が中に入りキレイになり使えます。切りっぱなしだと見た目も悪いですし、切った半端のものを使わないと材料の無駄遣いになります。
板金の施工はパッと見て見えるところなので見た目も重要です。
仕上がり写真です。
三又部分や谷部分の大棟と隅棟が絡む所は雨水などが注す事もあるのでコーキング処理します。
キレイに仕上がりました。コロニアルは洋風で見た目もオシャレですね。